彫刻、絵画、アニメ…作品はすべて“犬”!
東京とロンドンを拠点に、GASIUSのデザイナーとしても活躍するアーティスト、ラッセル・モーリス。“犬”をテーマにした作品たちが、東京・原宿にあるGALLERY TARGETでの日本初となる個展で公開中だ。
本展のタイトルである「Crying Dog」は、70年代から80年代にかけてつくられたセラミック・フィギュア。
モーリスはこの作者や意味が知られず、謎につつまれた物体に注目し、自身が受けたスタイリスティックで主題的な影響を飾りつけ、現代版の「Crying Dog」をつくりあげたという。
その表現は彫刻、ペインティング、アニメーション、セル画、ホログラフ、ライトボックスなどとさまざまなフォーマットで追及。
キャンパス作品だけでなく、モーリスが好んで使用する布切れやカットアウトも使用するなど、作家の世界観で追及された「Crying Dog」が展開される。
また本展に合わせ、メディコム・トイ製セラミック・フィギュアCrying Dog(エディション100)も先行販売。鹿児島の陶磁器ブランドONE KILNとのコラボレーションだ。こちらもぜひ注目を!
「Crying Dog」
会期/2017年4月14日(金)〜 28日(金)
会場/GALLERY TARGET
東京都渋谷区神宮前 2-32-10
時間/12:00~19:00
休館/日曜・祝日
TEL/03-3402-4575
URL/gallery-target.com/
Text:Akane Naniwa