アカデミー賞『ラ・ラ・ランド』最多ノミネート | Numero TOKYO
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アカデミー賞『ラ・ラ・ランド』最多ノミネート

『ラ・ラ・ランド(La La Land)』が第89回アカデミー賞で14の最多ノミネートを受けた。

この14というノミネート数は1997年の『タイタニック』と並んでアカデミー賞史上最多となる。 『ラ・ラ・ランド』は作品賞をはじめ、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがそれぞれ主演男優・女優賞の候補に挙がっているほか、デイミアン・チャゼルの監督賞に加え、脚本賞、撮影賞、録音賞、音響編集賞、衣装デザイン賞などにノミネートされており、その中でも主題歌賞(歌曲賞)においては『オーディション(ザ・フールズ・フー・ドリーム)』と『シティ・オブ・スターズ』の2曲が候補に挙がっている。最高賞となる作品賞にはほかに、『メッセージ』『フェンス』『ハクソー・リッジ』『最後の追跡』『ヒドゥン・フィギュアズ』『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ムーンライト』がノミネートされた。 『ムーンライト』はナオミ・ハリスの助演女優賞やマハーシャラ・アリの助演男優賞など、ほかにも7部門で候補に挙がっている。マハーシャラは助演男優賞の栄光を『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』のデーヴ・パテールらと争うことになる一方で、ナオミは同じく『LION/ライオン』のニコール・キッドマン、『フェンス』のヴィオラ・デイヴィスらと熾烈な戦いを繰り広げる。 そして『ムーンライト』と並んで8ノミネートを受けた『メッセージ』は、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督賞の候補にも挙がっており、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』が6部門と続いている。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』からはケイシー・アフレックが主演男優賞にノミネートされており、ライアンのほか、『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールド、『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、『フェンス』のデンゼル・ワシントンとその栄冠をかけて戦う。 一方で主演女優賞には3部門での候補に挙がっている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、メリル・ストリープ、イザベル・ユペール、ルース・ネッガがエマとオスカー像を巡って競うことになる。第89回アカデミー賞式典は来月26日にハリウッド&ハイランドセンター内のドルビー・シアターで開かれる。 ©BANG Media International

Photo:bangshowbiz

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