トミー・ヒルフィガー、
ジジ・ハディッドの体型へのコメントを釈明
ファッションデザイナーのトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)が自身のブランドでモデルを務めたジジ・ハディッド(Gigi Hadid)に不満があると発言したといわれている件に関して釈明した。
1985年に自身の名を冠したブランドを創業したトミーはニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄とのインタビューで、「ジジが他のモデルほどスリムではない」と発言したとされる件に関して改めて説明をし、フレグランスとファッションコレクションの顔を務めるジジのことを「完璧の見本」とまで表現して称賛した。 「キャスティングのスタッフがジジにポンチョを着せたんだ。それに僕は納得しなかったね。だから『ジジの体を隠すな』って僕は言ったんだ。そのポンチョが結局ベストセラーアイテムになっても、僕としては本当に嬉しくなかったね」「ジジが十分に痩せていなかったからだって僕が思ったっていうあの主張は限りなく僕を傷つけたね」「ジジは完璧の見本のような人だよ」「ジジはショーの最初と最後にビキニ姿で登場したよ。彼女が僕達のナンバー1のモデルだからだよ」「僕が彼女は完璧だって思わなかったら、ジジはトミーのモデルになっていなかったよ。顔だけでなく、その体、そして彼女が彼女だからこそジジは今のイットガールだからね」。 さらにジジのデザイン力を信頼してカプセルコレクション「トミーxジジ」に今年ゴーサインを出したトミーは、ジジのこととジジがそのクリエイティブな過程に参加し、自身のブランドのアンバサダーを務めていることを「誇り」に思うと続けた。「ジジが僕のブランドの顔であること、僕とコラボしたことを誇りに思うよ。彼女のような子はこのファション業界でどこを探してもいないよ。それは彼女の美しさだけでなく、彼女のセンスについてもね。僕らはジジと一緒に1つのラインをデザインしたんだ。デザイナーってもんはモデルに通常デザインをさせることはないんだよ。ジジは彼女のスタイルを持っていて、僕らはそれが素晴らしいって思ったんだ」。 2015年2月のニューヨーク・コレクションのファッションショーでジジは赤のポンチョを着ていたが、その件に関しトミーは以前「我々のキャスティング・ディレクターが『ジジは他のガールズとくらべて背が高くないし、痩せてもいない』って言ったんだ」「そのポンチョが残念ながらジジの体を覆ってしまったんだ。でも大人気になったんだ」とヤフー・スタイルに話していた。 ©BANG Media International