ジョン・レノンの伝記コミックが来年発売へ
ジョン・レノンの伝記コミックが来年5月に発売されることになった。
1980年にニューヨークで殺害されたザ・ビートルズのジョンの人生がグラフィックノベル『レノン』で描かれることになり、幼少期から世界的に名声を得た時期、そしてソロ活動やアーティストのオノ・ヨーコとの結婚などにも触れられるようだ。
『レノン』は漫画出版社IDWパブリッシングによって週末に開催されたニューヨーク・コミコンで発表され、デヴィッド・フェンキノス著の同名小説を基にコミック化されるとザ・ハリウッド・レポーターは報じている。フェンキノスの小説の中では、ジョンと想像上のセラピストとのセッションを通してジョンの人生が語られており、この同じ設定がモノクロで展開されるコミック版にも採用される予定だという。
ジョンの人生が語られることになる一方で、ロン・ハワードによるザ・ビートルズのドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:EIGHT DAYS A WEEK』が公開中だ。ロンドンで開催されたプレミア上映にはポール・マッカートニーとリンゴ・スターも参加していたが、ロンはジョンや2001年に他界したジョージ・ハリスンも参加できていたらと話していた。ロンはBANGショービズに「ジョンとジョージがいたら違うストーリーになっていたでしょう。もっと内容の濃いものになったでしょうね。ポールとリンゴが参加したように、ジョージとジョンが参加できなかったという事実が惜しいです」「ポールとリンゴはこのプロジェクトとこの作品への周りの反応にとても満足してくれています」と話していた。ザ・ビートルズのツアー時期にフォーカスを当てたこの作品では、舞台裏の映像、インタビュー、未発表音源なども観ることができるようだ。
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