アートで電力を考える展覧会EARTH+GALLERYで開催 | Numero TOKYO
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アートで電力を考える展覧会EARTH+GALLERYで開催

二藤建人『森の家族』2015

絵画や写真、映像や音楽といったアート作品を通して、電力の問題を考える展覧会、「POWER TO THE PEOPLE」展が、木場のEARTH+GALLERYで現在開催中だ。

同所では先日、アーティストたちが自ら発電しながら行うパフォーマンスを通して電力の問題を考えるイベント、「自家発電ナイト2016」が開催された。 (参考記事:numero.jp/news-20160727-poledance/) 今回の「POWER TO THE PEOPLE」展では、村田峰紀や二藤建人から、クララ・ヴェニスにトールウェイストといった海外のアーティストに至るまで、各々がさまざまな表現方法を用いて、電力= “POWER” を表現する。 パフォーミングアートのイベントだった前回に対して、絵画や写真がメインの今回の展覧会。その表現媒体の違いには、 “今、ここ” の電力と、 “継続して” 考えていかなくてはならない電力にまつわる諸問題、というコンセプトの違いが鮮やかに現れているように感じる。 冷房でかさむ夏の電気代に頭を抱えているあなたも、原発の問題を真剣に考えているあなたも、ぜひ足を運んでみてはいかが。 「POWER TO THE PEOPLE」展 会期/2016年8月6日(土)〜 8月21日(日) 会場/EARTH+GALLERY 東京都江東区木場 3-18-17 1F 時間/11:00〜19:00(最終日は17:00まで) 休廊/月曜 TEL/03-5809-9949 URL/earth-plus.net/?p=7443 二藤建人『森の家族』2015

Text:Ken Suzuki

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