女優ケイト・ウィンスレット時計ブランド「ロンジン」の制作現場へ | Numero TOKYO
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女優ケイト・ウィンスレット時計ブランド「ロンジン」の制作現場へ

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スイス製時計ブランド「ロンジン(LONGINES)」のエレガンスアンバサダーを務める女優、ケイト・ウィンスレットがロンジン本社を訪問。制作現場で出合った特別モデルの時計が復刻され、今年販売されることが決定。さらにその販売収益が2010年に彼女が共同設立した慈善団体ゴールデン・ハット財団に寄付されることになった。

オスカー女優として活躍し、2010年にロンジンファミリーの一員となったケイト・ウィンスレット。エレガンスアンバサダーとして6年間、ロンジンのモットーである「Elegance is an Attitude – エレガンス、それは私の意志」を体現してきた。そんな彼女が2016年5月、ブランドの本拠地であるスイス、サンティミエのミュージアムを訪問。ロンジン社長のウォルター・フォン・カネルが施設内を案内しながら製造や組み立てのプロセスを直接説明し、ロンジンの時計が大切に心を込めて作られる様子を紹介した。

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その中で、ケイト・ウィンスレットが1本の腕時計に目をとめたことがきっかけとなり、その時計は彼女が共同設立者として2010年に立ち上げた自閉症スペクトルに対する人々の認識を変えることに尽力する非営利団体「ゴールデン・ハット財団(Golden Hat Foundation)」のために復刻することが決定。

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「ロンジンには非常に豊かな歴史があることを学び、大いに共感しました。また、その価値観をしっかりと守りながら新しい芸術作品を創作するインスピレーションを引き出す姿勢にも触れることができ、大変嬉しかったです。今日私が選んだ時計の再発売を通して、ロンジンがゴールデン・ハット財団に対するご支援をお申し出くださったことに、心から感謝申し上げます。それは、自閉症を抱える人たちと接する場面での一般の人たちの認識を高めることに大いに貢献することになり、私にとって本当に誇らしいことです。私は、自閉症の方々が今後コミュニケーションを学ぶ可能性、学術的な研修を受ける可能性、真の社会的関係が発展する可能性により大きな恩恵を受けられるものと信じています」 (ケイト・ウィンスレット)

LONGINES
HP/www.longines.jp

Text:Yukiko Shinmura

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