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Culture Post

シャネルの人生に影響を与えた書物
CULTURE CHANEL『The woman who reads 読む女』

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© CHANEL

本棚を見ればその人がわかる、ガブリエル シャネルのクリエイティブな頭の中を覗きたければ、彼女の蔵書を辿ればよい。 オバジーヌの孤児院での孤独な少女期から、世界を代表するデザイナーとなった晩年まで、ガブリエル シャネルの人生を導き、寄り添い、インスピレーションを与えた書物とその作者たちを辿る展覧会CULTURE CHANEL『The woman who reads 読む女』が開催される。

Text:Saori Asaka

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© FONDAZIONNE MUSEI CIVICI DI VENEZIA

CULTURE CHANELとは、2007年にモスクワのプーシキン美術館から始まったシャネルの展覧会プロジェクト。毎回異なる都市、異なるテーマで開催され、シャネルというブランドの歴史とガブリエル シャネルの人生を辿っていく。7回目となる今回はヴェネチアで行われ、テーマは、彼女と書物の関係、そして読むことについて。

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© DOUGLAS KIRKLAND

彼女のアパルトマンにはびっしりと本棚が並び、プラトン、ダンテなどのギリシャ文学から、親交もあったジャン コクトーといった現代詩人まで、蔵書は多岐に渡っていたという。

さまざまな書物や作家との出会いによって、彼女は自分自身の表現をみつけたに違いない。

展覧会では、視覚的な一致や相似を提示し、書物や“書くこと”を取り上げるだけでなく、ガブリエル シャネルの創作のコンセプトに呼応する彼女の世界にスポットを当てる。ファッションアイテムとともに、数々の歴史的文書、写真、図版が展示され、彼女の美意識、古典主義とバロック趣味、ロシアやヴェネチアの愛着を紐解いてゆく。

また、パリのアパルトマンにある美術品をはじめ、ジュエリーや香水も初公開される。350点あまりの展示物から、ガブリエル シャネルという女性を読み解いていこう。

CULTURE CHANEL『The woman who reads 読む女』
会期/2016年9月17日〜2017年1月8日
会場/ヴェネチア、カ ペーザロ国際現代美術館
URL/culture-chanel.com
#CULTURECHANEL

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