アフリカ大陸・コンゴのおしゃれな紳士達「サプール(SAPEUR)」を、沖縄在住の写真家、茶野邦雄氏が撮り下ろした写真展が西武渋谷店で開催中。サップ(SAPE)とは、フランス語で「Société des ambianceurs et des personnes élégantes(おしゃれで優雅な紳士協会)」の略。平均月収3万円の貧困な生活状況の中でも暮らしに「正装」という日を設け、おしゃれに生きることを身上としている彼ら。本展では、「3つの色でスタイリングを完成する」といった独特のルールや、「平和を尊び争わない」というマインドなど、6つのカテゴリーを通して「サプール」達の文化と暮らしを紹介。50名以上を撮り下ろした150点を超える写真と、インタビューや動画、さらに実際身につけている衣装やアクセサリーなどから、彼らの美学を多角的に感じることができる展示となっている。