ジョージ・クルーニー、映画好きのルーツを語る | Numero TOKYO
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ジョージ・クルーニー、映画好きのルーツを語る

ジョージ・クルーニー(George Clooney)は40年代や50年代に作られた古典古代を舞台とした時代映画の大ファンなのだそうだ。映画業界で長い間キャリアを積みハリウッドスターとして活躍するジョージだが、それらの映画が自身の映画への愛を育み、今でもそれは変わらないのだという。「僕の子供時代は、テクニカラーや戦い物の映画が作られていなかったんだよ。だから、テレビがそういう類のものを放送していただけだから、『スパルタカス』と『ベン・ハー』を何度も繰り返し観ていたよ。楽しかったね」「『聖衣』もイースターに毎年観ていたし、『オズの魔法使い』をモノクロのテレビで長年観ていて、途中でカラーになったなんて知らなかったくらいだったよ」。
 
さらに、新作『ヘイル、カイザー!』の役作りで米テレビと映画俳優のヴィクター・マチュアを参考にしたようで、ジョージはヴィクターの良さについても語った。「ヴィクター・マチュアは僕のお気に入りの演者の1人だよ。彼はロサンゼルス・カントリー・クラブに入ろうとしたけど、『申し訳ありません、マチュア様。俳優は会員として認められないのです』とクラブから言われたんだ。そしたらヴィクターは『自分が俳優じゃないっていう75本の映画が証明するよ』って言い放ったんだ」「こういう時代物はみんなが完全に深刻にこういうことを受け取るからこそ、面白いんだ。少しでもウィンクみたいな(おふざけな)ものがあると、完全に崩壊してしまうんだ」「なぜ僕がヴィクター・マチュアを好きかっていうと、彼はニュージャージーもしくはブロンクス区出身のアクセントを持っていて、髪はいつも黒に染められている。『わかったよ、じゃあまた古典物をやろうか、それで、ゴルフ・コースにチャレンジしてみようじゃないか』っていう感じが好きなんだよ。彼は僕のお気に入りさ」。

Photo:Bangshowbiz

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