ケヴィン・スペイシー、新作でサリンジャーの指南役に | Numero TOKYO
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ケヴィン・スペイシー、新作でサリンジャーの指南役に

ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)が『レベル・イン・ザ・ライ』のキャストに加わった。『ライ麦畑でつかまえて』などで知られるJ・D・サリンジャーを描いたケネス・スラウェンスキーによる伝記『サリンジャー 生涯91年の真実』を原作としたこの新作ではニコラス・ホルトがサリンジャー役に決定している。『大統領の執事の涙』のダニー・ストロングが脚色を手がけており、世間から距離を置いていたことでよく知られている形成期をテーマに1951年に出版された『ライ麦畑でつかまえて』の執筆の様子などが描かれることになるようだ。   そのほかにもこの新作の中では1940年代に第二次世界大戦へ出征した時期についても触れられるようで、恋愛やザ・ニューヨーカーに短編小説を掲載させるに至るまでの編集者との問題などにも焦点が当てられるという。   この作品の中でケヴィンはニューヨークのコロンビア大学で教えていたホイット・バーネット教授役を演じることになる。バーネットはストーリーという名の雑誌の編集者も務めており、サリンジャーが執筆活動のスランプに陥っていた時期に助けの手を差し伸べ、作家としての成長とメッセージを探求する手助けをした。   そんなケヴィンは現在『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の撮影に取り掛かっているところであり、4月にはマイケル・シャノンと共演の『エルヴィス・アンド・ニクソン』の公開も控えている。
Photo:Bangshowbiz

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