デヴィッド・ボウイが死去、享年69歳 | Numero TOKYO
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デヴィッド・ボウイが死去、享年69歳

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が10日(日)、がんのため69歳で死去した。1年半に渡って闘病生活を送っていたというデヴィッドの広報がこのニュースを認めており、公式フェイスブックページにも「デヴィッド・ボウイが本日、18カ月間に渡るがんとの闘病生活の末、家族に看取られて安らかに息をひきとりました」「多くの人がこの死を悲しむことになると思いますが、喪に服している遺族のプライバシーを尊重していただくようお願いいたします」と発表されている。
 
デヴィッドの息子で監督のダンカン・ジョーンズもこのニュースをツイッターで認めており、亡き父と幼い頃の自分が写った写真と共に「とても残念で悲しいけど事実だよ。しばらくネットから離れるよ。みんなに愛を」と投稿した。
 
デヴィッドは今月8日(金)、69歳の誕生日を記念して自身にとって29作目のアルバムとなる『ブラックスター』をリリースしたばかりだった。
 
イギリス出身のデヴィッドはその40年に渡るキャリアの中でグラム・ロックの火付け役的存在でありながらも、パンクやエレクトロ、ロック、ジャングル、テクノ、ダンス、ソウルなど多岐のジャンルに渡って活躍してきた。1973年発表の『ジギー・スターダスト』と同名の架空のキャラクターで一躍有名になり、1975年にはシングル『フェイム』で全米ナンバー1を飾った。
 
1976年には『地球に落ちて来た男』でエイリアン役を演じて俳優活動をスタートし、『ラビリンス/魔王の迷宮』など数々の映画作品に出演したほか、1980年には『エレファント・マン』でブロードウェイの主役も務めた。
 
その後2013年には前作『リアリティ』から10年ぶりとなるアルバム『ザ・ネクスト・デイ』で音楽界に復帰を果たして世間を賑わせた。
 
デヴィッドには息子ダンカンのほか、妻イマンとの間に15歳の娘アレクサンドリアもいる。

Photo:Bangshowbiz

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