ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)がマーク・ジェイコブス・ビューティ(Marc Jacobs Beauty)の新しい顔に起用された。ウィノナといえば2001年にマーク・ジェイコブスの760ドル(約9万3000円)相当の上着を含むデザイナー物のアイテムの万引きにより逮捕されたことで知られているが、14年経った今はそれも過去のこととなり、同ブランドの2016年スプリングコレクションの新広告モデルとして登場している。
マークはその新広告ヴィジュアルをインスタグラムで公開し、「この2016マーク・ジェイコブス・ビューティの新広告ヴィジュアルを『流出』できることを誇りに思います」「デヴィッド・シムズが撮影、ケイティ・グランドがスタイリングを担当したこのヴィジュアルには、(25年来の)親愛なる友人であり、息を呑むほど美しく、類稀な才能を持つウィノナ・ライダーが出演しています」とキャプションを添えている。
ウィノナが米百貨店のサックス・フィフス・アベニューでの万引きで有罪を受けた際には、高額の罰金に加え、480時間の社会奉仕活動やカウンセリングに行くことが課せられていた。4年後には罪の程度が軽罪にまで引き下げられたものの、2005年12月までは執行猶予が付いていた。この困難な時期をのりこえた今、ウィノナは逮捕の経験は人生で起こりうる最高の出来事だったと感じているのだという。