“帝王”カール・ラガーフェルドとのコラボが話題! ティファニー・クーパーが初来日 | Numero TOKYO - Part 3
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“帝王”カール・ラガーフェルドとのコラボが話題! ティファニー・クーパーが初来日

──初来日での日本の印象は?
「日本へ来る前は、ソフィア・コッポラ監督の映画『ロスト・イン・トランスレーション』の印象でした。実際に自分の目で見てみて、イメージ通りだと思いました。昔からある『禅』の精神がありながらも、街に溢れるネオンやカラオケボックス、道行く人が白いマスクをしていたりとユニーク。さまざまなカルチャーがミックスしていて面白いです。郊外には、緑地がたくさんあるというイメージなので是非訪れてみたい。残念なことだけど(笑)パリとは違って人が優しいし、私たちを歓迎してくれていると感じます」
──日本の女の子のファッションについていかがですか?
「パリに比べてファッションを楽しんでいる子が多いというイメージ。すごくスタイリッシュだし、アクセサリーも個性的でユニークなものに溢れている。街を歩いているだけでも楽しいです!」
──日本のアーティストで好きな人は?
「10年前に見て面白いと思ったのは、アーティストの村上隆さん。ファッションとイラストレーションの可能性を体現しているのが魅力。両者をクロスオーバーさせている一人者と感じています。川久保怜さんの『コム・デ・ギャルソン』も好き。『東京で買った!』と自慢したくてTシャツを買いました(笑)! 百貨店でみたショップのデコレーションもとても素敵でした」
ファッション界の“帝王”カール・ラガーフェルドとティファニー・クーパーによるコラボレーションアイテムは、西武・そごうにて限定販売中。「カール・ラガーフェルド」2015年春夏コレクションの名誉ゲストであり、カールに関する書籍の制作を手掛けるなど、ますますコラボレーションを深めているティファニー・クーパー。ファニーなイラストでカールの新たな表情を現していく彼女の活躍から目が離せない。

Tiffany Cooper(ティファニー・クーパー)

1985年、パリ生まれのイラストレーター。美大を卒業した後、ギャラリーアシスタントやソニア リキエルやイザベル マランなどの営業アシスタントを経て、2011年に退職、自身のイラストを掲載するブログ(lemeilleurdesmondespossibles.blogspot.fr)をスタート。2013年には作品集『Le Meilleur des Mondes Possibles』を出版。現在はファッションブランドとのコラボレーションが絶えない。
Interview & Text:Yuko Aoki

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