ニコラス・ホルト(Nicholas Hoult)がジェームズ・ボンド役を熱望しているようだ。「007」シリーズの大ファンだというニコラスは、その主役であるボンド役を演じるチャンスが回って来たら飛びつくと明かしている。しかし、現在25歳のニコラスは、シリーズ最新作『スペクター』でもボンド役を再演しているダニエル・クレイグが引退した際に引き継ぐには若すぎると考えているそうで「俺は若すぎるよ!ダニエルってあと1作出演するんだよね?だから5年後くらいってこと?それでも俺はまだ30だし、ボンドを演じるにはあと数年は待つ必要があるんじゃないかな。もうちょっとしたらそんなこともあるかもね。どうなるかなんて誰にも分からないさ。でも俺はジェームズ・ボンドを見て育ったからね」とタイム・アウト誌に話している。
そんなニコラスは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演しているトム・ハーディの大ファンでもあるそうで、撮影が始まる前から憧れていたものの、一緒に仕事をしたことでさらに尊敬心が増したそうだ。「ずいぶん前からトムのファンだったんだ。尊敬する俳優と一緒に仕事が出来る機会を得ると、まずはその人たちがどうやってそんな演技を出来るのか見出そうとするもんさ。彼はスクリーン上で見るのと同様にダイナミックな人だよ。次に彼が何をやりだすか見当がつかないんだ。常に新鮮さを保っていて、一緒に撮影をやるのはすごく楽しいよ」。