キム・カーダシアン・ウェスト(Kim Kardashian West)がメンタルヘルスの意識を高めるためのドキュメンタリー番組『#RedFlag』でプロデューサーデビューを果すことになった。キムは米国人がどれだけ精神的な病に苦しんでいるのかについての関心を高めることを目的とし、どのようにソーシャルメディアが精神的健康の問題において良い使われ方をされることが可能か、それと同時に嫌がらせなどを引き起こすことになるかについて描く同番組の製作総指揮を務めることになった。
HLN局は「精神的な病に苦しむ2人の生活を追い、2人がそれぞれの気持ちを表現するため、他者との繋がりを持ち援助を得るためにどのようなかたちでソーシャルメディアを使用しているか」を紐解く内容になるとしている。
キムは同番組について「アメリカの25パーセントの成人は、生涯で1度は精神的な病に患うでしょう。その中のほとんどが自分のうつ状態、孤独感、孤立感を吐き出すためにソーシャルメディアを使うの」「私は愛して支えてくれる家族と友人に囲まれていて恵まれているけど、みんながみんなそういうサポートを得ているわけではないものね」と熱心に語った。
ツイッターで3000万人以上ものフォロワーを誇り、弟ロブがうつ病に悩まされていることで実際に精神病に悩まされる人を直接手助けした経験もあるキムにとって、このプロジェクトはうってつけと言えるだろう。