「六本木アートナイト2015」メインビジュアル
今年も春がやって来た! 六本木にこの夜がやって来た! 六本木の街をキャンバスに繰り広げられる一夜限りのアートの祭典、今回で6回目*となる『六本木アートナイト2015』が今年も4月25日(土)から翌26日(日)にかけてオールナイトで開催される。(*2011年は東日本大震災により中止)
『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』をキャッチフレーズに、話題のメディアアートにスポットを当てている今回。六本木の街と、アートと、人と、3者がつながって初めて完成するというインタラクティブな内容も盛りだくさん。来場者の参加、つまり “あなたの参加” がないと六本木の夜は始まらないというわけ。
昨年、一昨年に引き続き、アーティスティックディレクターとして迎えられたのは日比野克彦。 日頃から “人と人のつながり” に注目し、幅広いジャンルのアートプロジェクトを展開している彼にとって “つながり” をテーマにした今回はまさに専門領域、大きな活躍が期待されている。新設のメディアアートディレクターに招かれたのはライゾマティクスの齋藤精一。Perfumeのライブ演出やauのCMなど “新しい驚き” でおなじみのライゾマティクスが今回六本木の街にどんな魔法をかけてくれるのか、注目せずにはいられない。
テーマを象徴するメインプロジェクト『アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号』からも目が離せない。東京ミッドタウンに常駐するトラック「ハル号」は、東京のあらゆるデータを集約し、なにやらスゴい方法でビジュアライズさせるとか。来場者のスマートフォンとリンクしてなにやらスゴいことができるようにするとか。六本木の街を回遊するトラック「アケボノ号」は巨大ミラーボールを搭載。LEDの鮮やかな光をバックに行われるダンスやライブパフォーマンスが六本木の夜を華やかに彩っていく。
見慣れた六本木の風景がひとつの “アート作品” となる夜。一夜限りのこのイベントを見逃さないで。
『六本木アートナイト2015』
期間/2015年4月25日(土)10:00 〜 26日(日)18:00
会場/六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館他
URL/www.roppongiartnight.com
Text: Kahlua Tsunoda