サラ・ブライトマン、元夫アンドリュー・ロイド・ウェバーと宇宙用の曲を作曲 | Numero TOKYO
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サラ・ブライトマン、元夫アンドリュー・ロイド・ウェバーと宇宙用の曲を作曲

サラ・ブライトマン(Sarah Brightman)が宇宙で歌う用に元夫アンドリュー・ロイド・ウェバーが曲を執筆したという。サラは年内にも国際宇宙ステーションへ飛ぶ予定になっており、宇宙からライブで歌を披露する世界初のアーティストとなる。この機会に特別な曲を披露したいと思ったサラは、1990年に離婚した有名作曲家の夫の力を借りたと10日(火)にロンドンで行われた記者会見で発表した。「私は元夫のアンドリュー・ロイド・ウェバーと作曲に取り掛かっていて、彼はとても素晴らしい一節を思いついているから、今はゆっくりと進めているところなの。でも(宇宙旅行という)この状況はとても複雑で、現実を考えなきゃいけないからあまり約束はしたくないの」。   今回の宇宙旅行に向けて3500万ポンド(約64億円)の資金を提供したと思われているサラは、地球上と無重力下で歌うことの違いを十分に考える必要があることも説明している。「私は色々なことについて取り組んでいるの。宇宙という考えに沿った曲を見つけることが大事なの。無重力で歌うということは地球上で歌うのとは全然違うものになるから、何かとてもシンプルなものである必要があるわ」。   サラはスペース・アドベンチャーズ社によって手配された宇宙船の乗船者としてロシア連邦宇宙局から許可が下りて以来、1月から宇宙飛行士としてのトレーニングを開始している。そこでは何もない状況で生き延びる方法からロシア語まで、国際宇宙ステーションでの10日間滞在に向けて必要な準備を学んでいるところだという。   サラは今回の宇宙旅行が子供のころからの夢であったと語っている。「9歳の時に初めて月に足を踏み入れた人類を目にしたわ。それが私の人生に対する姿勢を変えたの。突然目が開いて、今のキャリアに向けて一生懸命努力し始めたわ」「あの瞬間は私の人生においてとても重要な瞬間だったから感謝するわ。実現すると思わなかったからこのことをちゃんと話したことはなかったの。あまりにも抽象的だったから。でも宇宙へ飛び立つことは常に私の強い希望だったわ。夢見ていたことでとにかく希望だったの。今、その運を手にして、私はロシアのソユーズで国際宇宙ステーションへと向かうことになったのよ」。   今回サラは、チャレンジャー・センターとNASAと共同で若者に科学や技術、工学、数学についてより興味を持たせるプログラムに取り組むことになり、アートがいかに発明のインスピレーションとなるかを教えることになる。夏の間に行われるこのプログラムでは、学生たちがサラの曲の歌詞を使ってビデオを作り、その応募作品はオンラインで一般公開され、視聴者がそれぞれのお気に入りの作品へ投票するシステムになっているという。そしてサラの国際宇宙ステーション滞在中のサラと話す機会まで与えられるという特別イベントも用意されているそうだ。
Photo:Bangshowbiz

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