ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)伝記映画へ出演交渉中のようだ。2011年に56歳の若さですい臓がんによりこの世を去ったジョブズの伝記映画に「重要な役どころ」として出演交渉が行われているナタリーだが今のところその役の詳細はまだ明かされていないとデッドラインが報じている。同作の企画が立ち上がってからというもの、さまざまな問題が起こり、製作会社であったソニー・ピクチャーズが撤退する事態が起きていたが最近になってユニバーサル・スタジオが同作の版権を買い取っていた。
ダニー・ボイル(Danny Boyle)監督がメガホンを取ることになっている同作では、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)の主演辞退に続きクリスチャン・ベイル(Christian Bale)の降板となかなか主役のジョブズ役を演じる俳優が決まらずキャスティングが難航している。現在のところ、マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)が出演交渉に入っているといわれており、アップル社の共同設立者であるスティーブ・ウォズニアック(Stephen Wozniak)役でセス・ローゲン(Seth Rogen)の出演が決定しようとしているところだという。『インターステラー』にも出演中のジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)も同作の出演に向けて話し合いを行っているようだ。ジョブスの公式伝記本の著者ウォルター・アイザックソン(Walter Isaacson)にアイデアを貰いながらアーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)が脚本を担当したこの作品のストーリーは、ジョブズの人生の中で転機となったマックコンピューターの立ち上げ、コンピューター会社NeXTの買収、 iPodの開発の3つの軸に焦点を当てているという。
現在自身が初めて監督を務めた映画『ア・テイル・オブ・ラブ・アンド・ダークネス』の編集作業に入っているナタリーは『ジェーン・ゴット・ア・ガン』や『ナイト・オブ・カップス』など数作の出演作公開が控えている。