「エスプリ ディオール」銀座で開催中。ディオールの軌跡を辿る展覧会
ディオール(Dior)が、クリスチャン・ディオール時代から現クリエイティブ・ディレクターを務めるラフ・シモンズのクリエイションまで、ブランドの歴史を紐解く展覧会を開催中。銀座の会場には、1947年に発表され第二次世界大戦後の女性たちに夢を与えたデビュー作「ニュールック」の現物をはじめ、過去のアーカイブが集結。入場無料で一般公開している。
地下1階から3階までなる広々とした会場は、「パリ」「アトリエ」「日本」「ルージュ」「ガーデン」など12のテーマに分けられ、ドレスやフレグランス、映像、写真を通して、その世界観と軌跡を紹介。フランスから来日した職人によるバージャケット制作の実演や、3Dスキャンの最新システムが披露されていたりと、古き良き時代から現代のハイスペックなファッションの現場まで体感できる充実の内容となっている。
幼い頃から日本の文化に親しんでいたというクリスチャン・ディオール。彼の想像世界、ピカソ、ブラック、マティスなど同時代の芸術家たちとの交わり、比類のないコレクションを重ねながら創りだしたスタイル、舞踏会へのこだわりや女性に幸せをもたらすことにかけての驚くべき感性…。こうした全てが詰まった貴重な機会。期間は2014年10月30日(木)から2015年1月4日(日)まで。
エスプリ ディオール – ディオールの世界
会期/2014年10月30日(木)〜2015年1月4日(日)
休館日/2014年12月11日、2015年1月1日
場所/東京都中央区銀座3-5-8 玉屋ASビル
入場料/無料
Information/0570-050-121
HP/www.dior.com