テイラー・スウィフト(Taylor Swift)は「意味がある」「正直な」音楽を作ることが自身の音楽にとって重要なことだと考えているそうだ。その私生活を題材にした歌詞で知られるテイラーだが、その結果、ファン達が自分の日記を読んでいるような気分になることもあると認めながらも、そうでなければ「真実味のある」曲を作ることは出来ないと感じているそうだ。「キャッチーで個人的な情報が共有されていないような音楽を作ることも出来るわ。でもそれじゃあ、正直になっていると感じないし、ファンもつながりを感じないと思うの…」「16歳の頃、みんなが私の日記を読んでいるようなもんだけどね。1作のアルバム作りに私は2年間を費やすから、意味のある私の人生を正確に反映した作品にしようとしているのよ」「アーティストって有名になって、遠くから見る目を失くしてしまうわ。名声は得るけど、現実感や自己認識を失くしてしまうのよ。ゴシップブロガーのことを気にするようになるわ。だから私はそのことで、自分がやりたい作品作りの方向性を決められないようにしているの」。
また、テイラーは曲作りという表現方法がなければ、この仕事におけるプレッシャーに負けてしまっただろうとシドニー・ヘラルド紙に語っている。「曲作りこそがこの全ての状況に耐えさせてくれるのよ。こういうタイプの職業だと色んなことに取り巻かれてしまうから、ただの歌い手というだけだったら、私はたぶん上手くやっていけなかったと思うわ」「なんでか分からないけど突然夜中に目が覚めて、今まで聞いたこともないようなメロディーが頭の中に駆け巡るの。それがこの仕事を仕事と感じさせない理由なのよ」。