11歳でボクシングを始め、17歳でプロデビュー。目標だった3階級制覇という夢を若干24歳で叶え、いま次のステージに上がろうとしている亀田興毅。アメリカのエージェントと兄弟揃って契約が決定し、闘いの場を東京から移すと決意したばかり彼に、ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)が直撃。独占取材したロングインタビューを、10月28日発売の最新号にてダイナミックなビジュアルとともにお届けする。
「次のステージはアメリカしかない。それが唯一の残された道でもあった」
父の言葉をきっかけに、幼少期からボクシングの道を志した亀田3兄弟。「朝、学校へ行く前に走って、下校してから練習」そんな中学時代を過ごした亀田興毅が、初めてアマチュア公式戦に出場したのは15歳の春。高校進学はせずプロへ転身し、デビュー戦から全勝という快挙で注目を集めた。東京のジムへ移籍をした後、日本人初の3階級世界王者となり、ボクシング史上初の3兄弟で同時に世界タイトル保持者という偉業を達成。ギネス記録にも認定されているこれらの記録は、誰もが簡単に手に入れられるものでは決してない。しかし、昨年末に行われた次男、大毅の防衛戦で、挑戦者が体重オーバーだったことから始まったトラブルによって、結果的に亀田ジムはライセンスを失う。
そんな最中、アメリカへの挑戦が決まったのは今年の夏。海外での試合を積んできた現・WBO世界バンダム級チャンピオンの3男、和毅が今年7月、ラスベガスでの試合にて印象的なノックアウト勝利を果たしたことから転機が訪れた。「メイン戦の前座のような試合だったんですけど、あの試合でアメリカのエージェントから3兄弟での契約の話が来たんです」。「僕ら家族にとって、大阪からの上京が第2ステージだとしたら、次のステージはアメリカしかない。それが唯一の残された道でもあった」と興毅は話す。
弟、和毅が切り開いた未来へのステップ。そこにかける強い意志と決断、そして「一つ心残りなのは」と加えながら謙虚に話す応援してくれているファンへの気持ち。今回のインタビューでは、そんな今の真っ直ぐな思いを彼の言葉そのままに掲載している。
連戦連勝していた10代の頃、そして中学二年で出会い今に至るまで彼を支えてきたパートナーへの気持ち、苦楽を共に歩み続けている家族のこと…。
ボクシング人生を振り返ってもらった貴重なインタビュー。全文は、10月28日発売のヌメロ・トウキョウ2014年12月号に掲載。本誌をぜひチェックして。
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