ビルボード誌「最もホットなU21ミュージシャン」に選ばれた、17歳のロードとは?
ビルボード誌が選ぶ毎年恒例の「ミュージックズ・モスト・パワフル・マイナーズ」で、シンガーソングライターのロード(Lorde)が最もホットな21歳以下のミュージシャンとして堂々1位にランクイン。2位ファイブ・セカンズ・オブ・サマーとと3位ジャスティン・ビーバーを抑えて見事トップに君臨した。
ニュージーランド、オークランド出身のロードことエラ・イェリッチ=オコナーは、現在17歳。Soundcloudで無料配信されたデビュー作『The Love Club』EPが、本国ニュージーランドで1位を記録。大手音楽レーベルと契約した後にリリースしたシングル「Royals」が米ビルボード・シングル・チャートで4週連続1位を記録。レディー・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリーなどの著名女性アーティストをおさえ、2013年で一番長く1位を獲得した女性アーティストとして話題となっている。
ビルボード誌が選ぶ毎年恒例の「ミュージックズ・モスト・パワフル・マイナーズ」では、続いてマーティン・ギャリックスとフィフス・ハーモニーがトップ5入りを果たし、チーフ・キーフ、コーディー・シンプソン、ザ・ヴァンプスを含む若手アーティスト陣がランクインしている。
同誌はランキング入りしたアーティスト陣を「21歳以下のスター達の中でおそらく最も素晴らしい逸材」と表現。「これらの21組のアーティストはすでに大きな成果を挙げていますが、大人になっていっても、引き続き成功していくことでしょう」「今はまだ子どもと言えるかもしれませんが、音楽界の人々が全員注目しているような子ども達です」。
さらにビルボード誌は、チャートの記録を元に過去21年間でリリース当初に21歳以下だったアーティストが手掛け、最もヒットした21曲を選出しており、その中では若干15歳だったリアン・ライムスによる1997年のヒット曲『ハウ・ドゥ・アイ・リヴ』がトップに輝いている。そのほか、2005年に当時21歳だったマリオの『レット・ミー・ラブ・ユー』が2位、ロードの『ロイヤルズ』が3位、ブランディ&モニカの『ザ・ボーイ・イズ・マイン』が4位、アッシャーの『ユー・メイク・ミー・ワナ』が5位と続いている。
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