‘04年のドラマ『天国の階段』で、日本女性のハートをも鷲づかみにし、国境を超えた“理想の男性”として、着実に俳優としての実力を見せつけたクォン・サンウ。韓国で視聴率1位を獲得した話題のドラマ『野王~愛と欲望の果て~』で主役を演じた彼が、3月27日(木)発売のNuméro TOKYO 2014年5月号に登場。
悲しい過去を背負いながらも、野望を抱きはい上がろうとする美しい女と、彼女を愛するがゆえに、壮絶な運命に翻弄される2人の男を描いたドラマ『野王』は、クォン・サンウ、若手実力派女優のスエ、さらに東方神起のユンホという豪華キャストによって繰り広げられる衝撃のストーリー展開。クォン・サンウが演じるのは、貧困から抜け出しファーストレディを目指す女性をひたむきに愛する、幼なじみのハリュ。初めて台本を見たときからハリュの役柄を気に入ったそうで、「あそこまで自分を犠牲にできる男は、現実にはいませんよね。それでも何かをしようとするとき、現実に実行するハリュが特別に見えました。俳優として、そういう作品に出合えるのは、たやすいことではありません」と語っている。
今や誰もが知るスターであるクォン・サンウだが、“デビューから十余年、現在もスター”というタイトルを掲げて生きる俳優としての悩みを抱えているようだ。「いろいろな俳優がいますよね。いわゆる演技派と呼ばれる方々、ただスター性だけを持っている方々まで…。そんな人々の中で、僕は曖昧な位置にいたんです(後略)」。
彼がこの悩みに対してどう向き合っているのか。インタビューで語られた彼なりの仕事観からは、年齢がもたらす余裕と、俳優としての刺激をうまく活用しているクォン・サンウのスタンスがうかがえる。特集内にはそのほか、クォン・サンウの素顔に迫る11の質問を掲載。ユンホとの共演エピソードも。さらに、貴重なサイン入りポラロイドを2名様にプレゼント! ぜひ本誌をチェックして。
※「」内はNumero TOKYO 2014年5月号より抜粋