森下真樹と束芋が共に構想した舞台作品『錆からでた実』を発表 | Numero TOKYO
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森下真樹と束芋が共に構想した舞台作品『錆からでた実』を発表

舞踊家の森下真樹と現代美術家の束芋。生年月日、出生地、血液型、そして、三姉妹という家族構成まで同じであることに運命を感じた2人が、舞台作品をコラボレーションする。タイトルは『錆からでた実』。「身からでた錆」という慣用句をひっくり返したこの言葉には、苦しんだ先にこそ何かがあるという希望が込められているという。出演は森下の他、ダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」を主宰するきたまり、注目の若手ダンサーの川村美紀子。束芋は構想及び美術を担当する。   本作への意気込みを森下は以下のように語る。「私を含めたダンサー三人を並べ比較することで「個」へ迫りたい。あらゆる角度からダンサーを突き、ダンサーと振付家の「境界」を思考してみる。そして束芋と私がお互い鏡になりながらひとつの作品へと関係を築いていく。鏡によって築かれた関係そのものが今回の作品と言えるのかもしれない」。 個性豊かなダンサーたちが、束芋の作り出す舞台空間でいかに乱反射するのか。気になる人は、その目で確かめて。   『錆からでた実』 日時/10 月24 日(木)〜27 日(日) 会場/こどもの城 青山円形劇場 チケット/前売4000 円、当日4500 円(全席指定・税込)  ※前売はチケットぴあ、イープラスで発売中
information こどもの城 劇場事業本部 03-3797-5678   Text:Keisuke Kagiwada 「錆からでた実」映像イメージ ©Tabaimo Courtesy of Gallery Koyanagi

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