英国紳士風からロックまで多様なトレンドが話題の今季。パリをはじめとするコレクションでは、それぞれのブランドが象徴的なアイテムではなく、“女性像”をテーマとして打ち出していたのが印象的。「ブリットや女優などトレンドのキーワードはありつつも、それぞれ象徴的なアイテムではなく、スタイリングやヘアメイクを含めた“女性像”でテーマが打ち出されているのが特徴だ。印象的なのは、多くのブランドが醸し出すムードに共通してどこか陰があり、ダークであること。どこかハッピーな印象のピンクのルックも、濡れた髪や肩を出すなどの演出でサスペンス映画のヒロインのように危なげな雰囲気に。クラシックなコートも太いベルトでウエストを絞り、フェティッシュなイメージで提案されるなど、どれも近寄りがたい“陰”がキーとなっているのだ」。
アイテムは「英国紳士に倣って」「攻める大人ロック」「コケットなコールガール」など注目のトレンドキーワードにカテゴライズしてご紹介。マストバイなアイテムはもちろん、知っておきたいデザイナーの動向、音楽までを一挙大公開している。
これを読めば秋冬のお洒落計画も万全!
トレンドをチェックして新しいアイテムを手に入れても、その着方を外してしまえば、お洒落には見えない。逆もまたしかりで、手持ちのアイテムでもポイントを押さえていれば新シーズンにも投入可能。今回の企画ではトレンド速報のほか、手持ちのアイテムも“今年らしく”着こなすためのルールも伝授。「スカートは膝下丈、ソックス+サンダルが最新足元のか・た・ち」「ヒールはあえて低め、狙うはキトゥンヒール」など、アクセサリーの付け方、バッグの持ち方まで細かく指南。知らなきゃ困る、お洒落の新ルールを教えます。
※「」内はヌメロ・トウキョウ2013年9月号より抜粋