インスタントフィルムと自然環境との密な関係性をめぐる「対比と退比」展が開催中 | Numero TOKYO
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インスタントフィルムと自然環境との密な関係性をめぐる「対比と退比」展が開催中

2008年に生産中止となったポラロイド社のインスタントフィルム。その魅力を後世に伝えるべく発足したインスタントフィルムの再生産プロジェクト「the impossible project」が運営する中目黒の Project Spaceでは、このフィルムと自然環境との密な関係性をめぐる「対比と退比」展が開催中。   展示は前後期の2部構成。前期の「対比」では、何気ない日常風景の中にひそむ光と温度の関係が探求され、後期の「退比」では、花を用いた作品を発表するアーティスト集団 “The Little Shop of Flowers“ とともに、刻々と朽ちてゆく花と退化していくフィルムの”生”の部分を明らかにするインスタレーションが展開される。 また、7月6日(土)はワークショップを開催。色とりどりの花々に囲まれたエキシビジョンスペースを自由に撮影したあとは、”エマルジョンリフト” というアナログならではの遊びも体験できる。   「対比と退比」展 開催期間/「対比」:6/14(金)〜6/30(日)、「退比」:7/2(火)〜7/21(日) ※「退比」の終演日は変更の可能性あり 場所/Impossible Project Space(東京都目黒区青葉台1-20-5 OAK BLD)
information Impossible Project Space 03-5459-5093 http://impossible-tokyo.tumblr.com/   Text:Keisuke Kagiwada

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