写真家・ホンマタカシの個展『Chandigarh(チャンディーガル)』が開催中
Culture / Post
ホンマタカシ “Chandigarh”
期間/2015年1月15日(木)~ 2015年2月28日(土) 11:00~19:00(不定休 ※ウェブサイトに随時掲載)
会場/CoSTUME NATIONAL ・LAB・
東京都港区南青山5-4-30 CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 1F
TEL/03-5466-8755
URL/www.cnac.jp
ホンマタカシ
1962年東京生まれ。
2011年から2012年にかけて、自身初の美術館での個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。
写真集多数、著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』ある。2014年1月に続編の『たのしい写真 3 ワークショップ篇』が平凡社より刊行。
10月 21_21 DESIGN SIGHT「活動 のデザイン展」に参加。12月 TARO NASU「都市へ / TOWARDS THE CITY - camera obscura study -」にてピンホールシリーズを展示。
現在、東京造形大学大学院 客員教授。
Text:Mari.h
写真家・ホンマタカシの個展『Chandigarh(チャンディーガル)』が開催中
日本を代表する写真家、ホンマタカシの個展『Chandigarh(チャンディーガル)』が、現在「CoSTUME NATIONAL(コスチュームナショナル)」の青山旗艦店で開催している。ヒマラヤの前山の丘が望めるインド北部パンジャブ州にある都市・チャンディーガルは、近代建築の三大巨匠の一人であるル・コルビュジエが更地から都市計画をした街として知られ、アート性の高い建築物が数多く並ぶ。中でも同展ではホンマタカシが特に注目した「キャピトル」と呼ばれる中央官庁群に現存する三つの象徴的な建築にフォーカスし、写真や映像作品を通じて展示。高等裁判所でのカラフルで巨大な柱の立面や、ブリーズソレイユを映した6点の写真、そして法務服を着た職員が休み時間や移動で行き来する様子を捉えた映像作品のほか、ル・コルビュジエの従兄弟であり、チャンディーガルの都市計画の大部分を任されたピエール・ジャンヌレが設計したバスターミナルの一日の様子を映した映像など、巨大なアート作品でありながら、人々の日常生活とともに息づく街や建築物である側面もとらえた興味深い個展となっている。会期は2月28日まで。