買い足し必須な竹布アンダーウェア|私たちのモノ語り #006 | Numero TOKYO
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買い足し必須な竹布アンダーウェア|私たちのモノ語り #006

敏感肌な私は肌に直接触れるインナー選びは超慎重派。繊細で美しいレースのランジェリーも素敵だけど、デイリーで気兼ねなく履くショーツはノンストレスで心地いいものをと探していたところ出会ったショーツはこれ。「人にも地球にも優しく」をスローガンとして掲げているオーストラリアのエコウェアブランド「ブーディ」。

竹布素材のこのショーツはしっかりとした生地感ながらもふわっと軽く、なめらかで優しい肌ざわり。ゴムの食い込みで縫い目が当たって擦れて荒れることが多く、またか…と悲しみに暮れる事がよくあるのですが、ウエストやお尻周りのあの不快感は一切ナシ。履いてるのか?となるぐらい、まるで着けていないかのような自然なフィット感が最高。肌の一部になる感じです。締め付けがない分、日常の動きの中で起こるヒップラインのずり上がりが不安でしたがお尻のホールド感も完璧でした。

やみつきになってから、ほぼ毎日と言っていいほど履いているのですが、気になる耐久性は…着用頻度や洗濯回数に関わらず型崩れせず変化ナシ!むしろ最初よりも柔らかくなった気がするのは使い込むほど柔らかくなる竹布の特性なんだとか。そして通気性に優れ多くの水分を吸収する竹布は、夏はすずしく冬はあたたか。心地よく過ごせるように体温調節してくれるんです。竹布がこんなにいいことづくしだとは思いませんでした。

ボトムスを選ばないビキニタイプを愛用中
ボトムスを選ばないビキニタイプを愛用中

着用感も文句なしで素晴らしいのですが、使われている竹はすべてオーガニックのもの。国際有機認定機関であるエコサートの認証を受けており、殺虫剤、農薬、化学肥料等の有害物質を使わず、自然の恵みだけでサステナブルな製品を作っているのだそう。

直接肌に身に着ける最も身近な衣服。だからこそ、肌にも環境にも優しいものに出会いたいですよね。そんな両方を実現させているブーディ。毎日身につけたい定番化決定ショーツになりました。ブラトップやキャミソールなども展開しているので、こちらも購入予定。私の下着収納ボックスは竹布で埋め尽くされそうです。

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Profile

坂井直美Naomi Sakai ウェブ・エディター/ウェブ・コンテンツ・プランナー。ファッション&カルチャー系 WEB マガジン「HONEYEE.COM」の編集・プランナーなどを経て2021年春から『Numéro TOKYO』に参加。Numero.jpにて最新のトレンドを魅せるコンテンツ作りを目指し日々プランニングに従事。服はもっぱら白か黒。今年は色物をワードローブに取り入れてキャラ変模索中。

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