
撮影は2月某日。いつお会いしてもクールでいて柔らかな空気を纏って現れる山下智久さん。今回どうしても…とエディターとしてこだわったのが、山下さんの躍動感あふれる姿を外での“ロケ”で写真に収めたい、ということでした。映画撮影などでお忙しい中でしたが、時間をもらってロケを敢行。 限られた時間で、移動と衣装チェンジを繰り返しながら街中で颯爽と撮影をこなしていきます。
徐々に強風も吹きすさび、道ゆく人たちから「キャー」という声がもれ聞こえはじめた頃、ロケを短縮しようかとフォトグラファーと相談していると「僕は全然いいですよ、やりましょう」と山下さん。
その一声のおかげで撮れた写真の数々で、別冊16ページがさらにリッチでかっこいい仕上がりになったことは間違いありません。最善を尽くす、諦めない、よりいいものをつくる。山下さんに染みついたクリエイションに対する強い姿勢を感じた瞬間でした。

ディオール ビューティの撮影では、“天才調香師”と業界で名高いディオール パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャンと対面。 流ちょうな英語で交わされている雑談に耳を傾けると、最近山下さんは「ボア タリスマン」の香りを毎日のように愛用していると話されていて、フランシスさんも嬉しそうに応えていました。
ちなみに「ボア タリスマン(正式名称:ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール ボア タリスマン オードゥ パルファン)」は、ウッディな渋みの中に角砂糖やバニラの甘さが潜む香り。男女ともに好まれる上質な香りなのでぜひお試しを。
すでにご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、別冊では山下さんと縁のある4名のビッグネームの方々からのコメントも掲載。それぞれ2名のフォトグラファーが捉えた本誌と別冊、合計で25ページにわたり「表現者・山下智久」の魅力にクローズアップするNumero TOKYO 5月号をあらためてお楽しみください。

ビハインドザシーン動画もぜひご覧ください↓
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Edit & Text : Naho Sasaki