スタイリスト、ヘザーマリー・ジャクソン流“猫とファッションの関係性”
空前の猫ブーム⁉︎ 国内外で活躍するおしゃれなクリエイターたちの、愛猫とのプライベートな暮らしを覗き見!(「ヌメロ・トウキョウ」2018年4月号掲載)
── 雑誌『PUSS PUSS』のファッションディレクターに就任されていますが、他のファッション誌との違いを教えてください。
「雑誌の軸として猫というテーマがあるところが他誌とは異なっています。猫が好きな モデルやアーティストであったり、スタイリングやキャスティングを通して、それが 直接的であってもなくても、私たちのやっているすべてが猫に関するものなんです」
──グッチやステラマッカートニーなど、メゾンが猫をモチーフにしたアイテムを発売していますが、このトレンドをどう感じますか。
「メゾンブランドが猫をフィーチャーすることに関してはとてもいいトレンドだと思います。スティーブン・マイゼルが撮影したジバンシィのキャンペーンヴィジュアルは、『PUSS PUSS』の最新号の裏表紙にも掲載しています」
──猫とファッションの関係について思うことを教えてください。
「猫はミステリアスで危険で美しく、素晴らしいと思います。このすべてがファッションデザイナーをインスパイアさせるのだと思います。キュートな一面があり、その一方でセクシーで柔軟性もある多彩な生き物です」
Cat’s Profile
名前/バトピン(14歳) 白猫のハーロウは最近18歳で死去
好きな食べ物/Fancy Feast(猫の缶詰)のシーフード味のみ
チャームポイント/ベイビーフェイスとフワッフワのシッポ
お気に入りの場所/太陽の光が降り注ぐディナーテーブル
性格/老犬のよう
趣味/睡眠
Edit:Maki Saito, Fumika Oi
Profile
ニュージーランド生まれ。20歳の頃ロンドンに移り、スタイリストとしてのキャリアを積む。雑誌『Face』 のファッションディレクターや『America Magazine』の立ち上げに参加。世界中のファッション誌に携 わり、現在は『PUSS PUSS』のファッションディレクターを務める。オンライン限定のヴィンテージショッ プ「Brownstone Cowboys Vintage」の創立者でもある。 現在、NYを拠点に活躍中。