実はあなたも? よくある恋愛お悩みBEST 3 | Numero TOKYO
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実はあなたも? よくある恋愛お悩みBEST 3

時代とともに移り変わるのは恋愛事情も同じ。世の中で繰り広げられる2019年現在の恋愛模様とは!? いますぐ出会いたいと思っているのになかなか出会えないあなたは特にチェックすべし。『妖怪男ウォッチ』作者ぱぷりこが、あるあるな恋のお悩みを一刀両断!(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2019年4月号掲載)

1. 「彼氏は欲しいけれど、仕事と趣味に忙しくて、恋愛する時間がありません」

「恋愛に集中する期間をあらかじめ決めて行動を」

毎日が充実して楽しいから恋愛を必要としていないんですね。それはむしろ良いことなので、無理に恋愛する必要はないのでは? 仕事、趣味、恋愛などに優先順位をつけてみて、恋愛に集中すると決めたなら、まず上司に「今後の人生がかかっている」と相談してスクラムを組みましょう。この時期は、残業よりデート優先、仕事より恋愛です。子どもを望む人なら、高齢出産といわれる35歳前に集中的に婚活してみてもいいかもしれません。

2. 「既婚者の彼。不倫はいけないとわかっていても、やめることができません」

「ただのカモネギ状態です。早く“沼”から抜け出して」

実はかなり多い相談です。ハマりやすいのは、昭和的な価値観に縛られている女子や男性からガツガツ迫ってほしいお姫様タイプの女子。地位の高い、尊敬するおじさんから「よければ相談に乗るよ」と甘い言葉をかけられると「心配してくれてるんだ♡」とフラフラと近寄ってしまうカモネギ状態です。会社や奥さんにバレない限り、おじさん側はノーリスクなので、周りが結婚し始めて女性が目を覚まさない限り、沼から脱出できません。

3. 「婚活を始めてみたけれど、自分に合うタイプがわかりません」

「恋愛に受け身な“地蔵女子”化に注意。自分で考えるクセを」

自己分析が全くできてません。この状態に陥るのは、20代前半にわりとモテてちやほやされた女子、もしくはピンとくる相手を待ち続けたあげく、恋愛経験がほとんどない女子のどちらかに二極化。いずれにしても恋愛に対して受け身でいた女子たちです。彼女たちに誰か紹介してあげたくても、好きなタイプが答えられなければ、まず無理です。まずは自分がどう生きたいのか、どんな相手だったらそれが叶うのか、自分の頭で考えましょう。

目からウロコのイマドキ恋愛事情

Illustration: Akiko Hiramatsu Interview&Text: Miho Matsuda Edit: Sayaka Ito

Profile

ぱぷりこPapuriko ブログ『妖怪男ウォッチ』を書くインターネットの妖精。たまに外資OL。恋愛魔窟で出会った妖怪男女をブログで紹介している。チャームポイントは筆圧。特技は悪霊退散、方違え、お焚き上げ。著書に『妖怪男ウォッチ』(宝島社)、『なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか 18の妖怪女子ウォッチ』(文藝春秋)など。Twitter:@papupapuriko  ブログ:papuriko.hatenablog.com/ note『お焚きげ恋愛相談』:note.mu/papuriko

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