大草直子さんと一緒にガラパーティへ。大人のブラックフォーマルの着こなし術とは? | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

大草直子さんと一緒にガラパーティへ。大人のブラックフォーマルの着こなし術とは?

先月ICCJ(イタリア商工会議所)のガラパーティに招待いただき、参加して来ました! 今回のテーマはイタリアの南に位置する「プーリア」。プーリア州は大好きな場所なので、とても楽しみにしていました。ご一緒したのは大人気スタイリストの大草直子さんとメンズモデルとして第一線で活躍し続けている櫻井貴史さん。

パーティではプーリア州にちなんだファッションショーや来日したミュージシャンやダンサーによるバフォーマンスが披露。ディナーはプーリア州バーリにある「RISTORANTE LA BUL」のアントニオ・スカレーラシェフによるスペシャルコース。そして何よりメモリアルだったのがプーリア州のワイナリー、サンマルツアーノの赤ワイン。プーリアの宝と言われる樹齢50年ものの古木から収穫されたブドウのみで造られたチンクワンタ(イタリア語で50の意味)シリーズ「ブラックエディション」。ジューシーな果実感にスパイスの香り、クリスピーな樽香もあって、感動。メイン料理にも合うボリューム感もありながら、ワインだけでも楽しめる感じもあって、マイフェイバリットワインリストに追加確定です。

ガラディナーだけあってドレスコードはブラックタイ。男性だったらタキシード、女性はフルレングスのフォーマルな装い。この日の大草さんはドルチェ&ガッバーナのジャケットにリック・オウエンスのロングスカート、インはレース付きキャミソールという着こなし。「ドレス一枚で華やかに、もいいけれど、メンズのようにタキシードジャケットでドレスに匹敵するようスタイリングするのもいいのかなと思って。寒がりなのでジャケットを着たいという裏の理由もあり(笑)。オールブラックでも、ベルベット、シルク、レースなど表情の違う素材をレイヤリングして奥行きを出すのがポイント」と。参考になりますね。

メンズフォーマルのお手本のような櫻井さんもパチリ。どこを切り取っても決まっている感、さすがです。
列席された皆さんのカラードレスも素敵でした。華やかで楽しい夜でした。

Profile

水戸美千恵Michie Mito マーケティング・ディレクター/エディトリアル・ディレクター。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。ファッションページ制作や取材のほか連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。食、旅、アートも好きなもの。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。Instagram: @mitomiche

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