佐久間裕美子さん主催のSakumag Open House へ【#私の土曜日16:00】 | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

佐久間裕美子さんが主催するSakumag Open House へ【#私の土曜日16:00】

ヌメロ・トウキョウ本誌連載「WARRIOR GODDESS 女性表現者たちの闘い」を手がけるNY在住のライター佐久間裕美子さん。「Sakumag」は佐久間さんのニュースレターをハブに生まれたコレクティブ型マルチメディアで、参加するメンバーたちが、ジェンダー・環境・生活・仕事・政治・人権など様々な社会問題に対して起こしたアクションとその結果を集めた冊子です。Sakumagコレクティブのオープンハウス第2弾が開催されると聞いて行って来ました!

一時帰国中の佐久間さんに久しぶりにお会いしました。

「豪徳寺のnienteさんからのお誘いをいただき、選挙前このタイミングに場を持つことに意味を感じて開催を決めました。時間もお金もあまりない中、進め方を相談する中で生まれてきたのが『#完璧じゃなくていい』という言葉です。 パンデミックの開始以来、これまで社会の中でないことにされてきたり、水面下に潜んでいた様々な不平等や格差、イシューが、恐るべき速度で表面化し、可視化されています。これまで教えられてきたこと、当たり前だったことがどんどん更新され、刷新される世の中に、自分の考えは間違っているのではないか、間違えたことを言ってしまうのではないかと恐れている人もいるかもしれません。けれど、人生を送ることも、こんなに急速に変化する世の中を体験することも、私たちにとって初めてのことです。私たちは常に学習中だし、常に進化していくのだと思います。昨年10月に初めて開催したOpen Houseでは、モヤモヤのシェア、ダーニングの会、チェアヨガ、週末シェア図書館などをプログラムに組み込みましたが、今回は縁あって選挙前の2週間という貴重な時間に会場を借りることができたことを受け、Sakumag内外の人に参加してもらえる多彩なプログラムを用意しています」。

書籍やグッズ販売、フリーマーケット、シェア図書館に、「捨てないで縫おう。ダーニングの会」「哲学対話に挑戦してみる」など興味深いイベントプログラムが多数。

We Act!をハンドプリントした古着コーナーに、言い値でいいね!のフリマコーナー。

廃棄される予定だったところを回収したTシャツヤーンで編んだカゴやバッグ。カラフルで可愛い。

今回のイベントの裏テーマは 「We love books!」だそう。駒澤のブックス&ギャラリー「SNOW SHOVELING」のブースも。

この会場にいるだけで何か行動を起こしたいとむずむずして来ます。とりあえずWe Act! 古着Tシャツをゲット。オンライン参加できるプログラムもあるので、チェックしてみてください!

Sakumag Open House
会期/2022年6月28日(火)〜7月10日(日)
会場/Trainch 自由が丘 1F 空きテナント内
住所/東京都世田谷区奥沢5-42-3
時間/12:00-19:00(月〜金) 14:00~19:00(土・日)
URL/https://www.sakumag.com/sakumag-open-house-vol2

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Profile

水戸美千恵Michie Mito マーケティング・ディレクター/エディトリアル・ディレクター。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。ファッションページ制作や取材のほか連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。趣味は歴史や文化をテーマにしたプラベートトリップで、西ゴート族追っかけ旅、スターウォーズロケ地旅などを経験。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。
Instagram: @mitomiche

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