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Fashion Editor's Post

「Acne Studios」が起用した
78歳の伝説のモデル、ヴェルーシュカ!

 

ヴェルーシュカというモデルを知っていますか?60〜70年代に活躍したモデルであり、独自のスタイルを持ったファッションアイコンでもありました。その彼女が「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」の2018年リゾートコレクションのルックブックに登場!

ヴェルサーチ(Versace)のショーで、80年代を代表するザ・スーパーモデル、ヘレナ・クリステンセン、カーラ・ブルーニ、クラウディア・シファーらが登場し、変わらないド迫力のオーラーを見せつけたように、一時代を築いた、往年のモデルたちは存在感が違います。そんななか、「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」2018年リゾートコレクションのルックブックにも衝撃を受けました。このデヴィッド・ボウイのようなモデルはいったい誰だ!と思ったら、なんとスーパーモデル時代を遡ること、さらに20年前。60〜70年代に活躍したトップモデル、ヴェルーシュカだったのです。

Le Mannequin Veruschka
Photo:Gamma Rapho/Aflo

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ヴェルーシュカといえば、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の1966年の映画『欲望(BROWN UP)』にも出演して、ポスターやカバーを飾っていたその人です。モデルだけでなく、自らのボディにペイントを施す、ボディペインティングアーティストとしても活動していました。というアーティスティックな感性の持ち主なだけあって、今回のルックブックの撮影でも、自らスタイリングを組むなど、積極的に現場に参加したそうです。

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「今シーズンは、アイコニックでありながらウェアラブルなリアルクローズであるという、ブランドの核となる表現に改めて注目しました。ルックブックの撮影には、60年代に活躍したファッションアイコン、ヴェルーシュカ(Veruschka)を起用。往年のスーパーモデルが年を重ねてもなお率先して撮影に参加し、スタイリングを自ら組み、自発的に現場を楽しむ姿を見るのは私にとって喜ばしい出来事でした」と、クリエイティヴ・ディレクターのジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)談。

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アクネ流に“特別な日常着”としてアップデートされたトラウザーズ、ブレザー、シャツ、デニム、レザーパンツなどのアイテムを、世代を超えた、感性豊かなヴェルーシュカが着ることによって(しかも、アンドロジナスなムードも漂わす)、ターゲットを限定しないオープンなファッションブランドであることを強調したようです。

(な、なんと)78歳とは思えぬ、アンビリーバボーな美貌、衰えない貫禄と存在感。やはり時代の顔となったトップモデルは違います。ブランドがどんなモデルを起用するか、コレクションとその世界観が一体化した時のメッセージの発信力や説得力ってすごいなと実感です。

Acne Studios
アクネ ストゥディオズ アオヤマ
TEL/03-6418-9923
URL/www.acnestudios.com

Profile

佐々木真純(Masumi Sasaki)ファッション・フィーチャー・ディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。雑誌『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける欲張り何でも屋。写真家・操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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