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Culture Editor's Post

50巻が待ち遠しい!『ガラスの仮面』原画展開催

ガラスの仮面,美内すずえ, 北島マヤ,姫川亜弓
コミックス12巻の表紙原画(展覧会メインビジュアル)

天才少女・北島マヤと宿命のライバル・姫川亜弓が、幻の名作『紅天女』の主役の座を巡って競い合う、大人気の演劇漫画の金字塔『ガラスの仮面』。連載40周年、作者・美内すずえのデビュー50周年を祝した初の本格的原画展が、8月23日より松屋銀座で開催される。

【E】

2016年に連載40周年を迎えた、未だ完結していない演劇漫画の名作『ガラスの仮面』。小学生の頃に読み始めた私も、もうすっかり、かなりの大人になってしまいました。一気に追いつき、その後は、新刊が出るやいなや即購入、即読破というほどのファンの一人であります。もちろんLINEスタンプだって愛用してます。

【F】

天才肌の北島マヤと努力家で演劇界のサラブレッドであるライバル姫川亜弓が、伝説の名女優、月影千草が演じた幻の名作『紅天女』の主役の座を競い合うストーリーを主軸に、マヤを取り巻く、同じ役者仲間の桜小路くん、足長おじさん的に見守り続ける紫のバラのひと、憎ったらしいはずだった大都芸能社長、速水真澄との関係、さらには速水真澄の婚約者の出現などの要素が絡み合い、王道少女漫画的な恋愛模様と並行して物語は進んでいきます。ファンにとっては、紅天女役をどっちが演じるのか、と同じくらい、北島マヤの恋の行方も気になるところです。じれったくて歯がゆくて、一筋縄でいかない展開にやきもきしながら、つい引き込まれること数10年。


展覧会のための特別描き下ろし原画

そして、2012年に49巻が発売されて以来、まだかまだかと50巻の発売を待ち焦がれている『ガラスの仮面』ファンに朗報な、貴重な展覧会が開催されます。モノクロ原稿、カラー原画を中心に、掲載誌、書籍、舞台の資料など400点以上を展示。また、展覧会のために、特別描き下ろし原画も公開されます。会場内には、『紅天女』キャスト投票所や、なりきりフォトスポットを設置、さらにオリジナルグッズも展開されるそう。

紅天女グッズ
「作中でこれから行われる『紅天女』の試演に、もしお土産ショップがあったら、売られていそうなもの」という想定で作られた展覧会オリジナルグッズの、梅昆布茶、和三盆、手ぬぐい。

【M】
1巻にして、月影千草に名セリフ「おそろしい子!」と言わしめたマヤの才能。


『ガラスの仮面』名物⁉︎の迫真の白目。


意地悪されて小道具のまんじゅうを泥まんじゅうにすり替えられたのに、マジで食べるという恐るべしマヤ。

【N】
ヘレン・ケラーの役作り(姫川亜弓とダブルキャスト)のため、紫のバラのひとが貸してくれた別荘で練習していたマヤが、そこに現れた真澄に抱きつくという名シーン。

物語の完結に向けて、現在進行形の『ガラスの仮面』の世界を振り返る内容となっています。私も、原画を見ながら、歴代名シーンの数々を思い出し、答え合わせをして楽しみたいと思います。

連載40周年記念
ガラスの仮面展

会期/2017年8月23日(水)〜9月4日(月)
会場/松屋銀座8階イベントスクエア
開場時間/10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場)
料金/一般¥1,000(前売り¥700)
※前売りは、セブンイレブン、ローソン、ヤフーパスマーケットにて8月22日(火)まで販売予定
お問い合わせ/松屋銀座
TEL/03-3567-1211(大代表)
URL/www.asahi.com/event/garakameten

©️Miuchi Suzue

Profile

佐々木真純(Masumi Sasaki)ファッション・フィーチャー・ディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。雑誌『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける欲張り何でも屋。写真家・操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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