60年代の希少ヴィンテージ伝説のオジー・クラークのコレクション | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

60年代の希少ヴィンテージ
伝説のオジー・クラークのコレクション

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60年代のスウィンギング・ロンドンを代表するレジェンド級ファションデザイナー「Ossie Clark(オジー・クラーク)」の激レアなヴィンテージ・コレクションを原宿のヴィンテージショップ「Atelier Ninon(アトリエ ニノン)」にて期間限定で展開中。

「オジー・クラーク」って? 60〜70年代に盛り上がった“スウィンギング・ロンドン”のムーブメントを牽引したデザイナー、オジー・クラーク。当時、「BIBA(ビバ)」などと並んで、ヴィクトリアン調やアール・デコがミックスされた、ボヘミアンな雰囲気のファッションで、ジェーン・バーキン、ビアンカ・ジャガー、マリアンヌ・フェイスフル、ツィギーなど、当時のイットガールのたちを魅了していました。特に、パートナーだったテキスタイルデザイナーのセリア・バートウェルのロマンティックでモダンなフラワープリントものは大人可愛い感じで大人気でした。 アトリエ ニノンとアンティーク&ヴィンテージディーラー「Sugar & Son」の菅原園枝さんとのコラボにより実現した今回のイベントでは、オジー・クラークのヴィンテージのドレス約15点とセリア・バートウェルのテキスタイルの復刻版ドレス約30点を展開。ヴィンテージファン垂涎ものの激レアなオジー・クラークのコレクションをまとまって見られる上に、購入できるというのです。 60〜70年代のリアルなヴィンテージのドレスにうっとり 数年前「TOP SHOP(トップショップ)」が限定復刻し即日完売した幻のコレクション 復刻版ですら、ヴィンテージと同様の扱いで取り引きされているほど入手困難のレアものらしい。

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今シーズンは、少し毛色は違うけど、同時代デザイナーのZandra Rhodes(ザンドラ・ローズ)をVALENTINO(ヴァレンティノ)がフィーチャーしたコレクションを発表して話題を呼びました。 60〜70年代って、ファッションはもちろん、音楽、映画、ストリートも何もかカルチャー全般がすごく盛り上がっていた憧れの時代。今見てもやっぱりカコイイし素敵です。その時代のヴィンテージを手にし、着るだけで、なんだか当時にタイムスリップし、空気感をほんの少し味わえているような気がしてきます。 ヴィンテージには、そういう不思議な力があるなぁと、だいぶ前に、自分にとっては奮発してた、BIBAのブラウスを着ようかなと思う今日この頃です。 Atelier Ninon 住所/東京都渋谷区神宮前3-27-22 ル コタージュビルディング 103 TEL/03-6721-1689 URL/http://atelier-ninon.com/

Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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