「Wow!」で遊んで「旅籠丸八」に宿泊!冬の白馬へ | Numero TOKYO
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「Wow!」で遊んで「旅籠丸八」に宿泊!冬の白馬へ

スキーもスノボもしなくてもゲレンデで遊びたい、白銀の雪山の景色を拝みたい!アドベンチャーパーク「白馬つがいけ WOW!」、絶景テラス「ハクバ マウンテンハーバー」、古民家をリノベした宿泊施設「旅籠丸八」と、冬のスノーリゾート白馬を1泊2日で存分に堪能してきました。

パラグライダートーイング 料金/1回¥4,000
パラグライダートーイング 料金/1回¥4,000

白馬・栂池で冬山を遊びまくる「白馬つがいけ SNOW WOW!」

栂池高原スキー場に、2018年夏に誕生したフランス発のアドベンチャー施設「白馬つがいけ WOW!」へ行ってきました!子供の頃からアスレチック好きなもので、大人になってからも、わざわざターザニアに行ったりするほどです。オープンの噂を聞きつけ、気になっていただけに、到着早々テンションUP。

スノーチュービング 料金/2時間¥2,980(アミダスとセット)
スノーチュービング 料金/2時間¥2,980(アミダスとセット)

夏の楽しみ方とはまた違い、雪仕様となった「白馬つがいけ SNOW WOW!」では、定番人気の三層式ネット型アドベンチャー「アミダス」や空中自転車綱渡り「コギダス」に加え、冬ならではの「スノーチュービング」などの滑走系から「スノーシュー」といった散策系と、アクティビティも充実。その中から、自分を筆頭に、大人も童心にかえって夢中に楽しめるものを体験してきました。

空飛ぶ「パラグライダートーイング」に初挑戦!

「パラグライダートーイング」とは、パラグライダーとスキーが合体した新感覚アクティビティ。この日は、風もなく、晴れ渡った絶好のフライト日和。早速、リフトでゲレンデの中腹まで上がり、インストラクターさんの説明を受けながら必要な装備を身につけたら、インストラクターさんが後ろから操作するソリに乗せられいったんゲレンデの下まで降ります。

ここゲレンデ下部から上部に向かって約700mの距離を専用マシンで引っ張るトーイングという手法で、いざフライト!いきなりすごい力で引っ張られるので、助走は足が勝手に高速回転させられるがまま、あっという間に宙に浮き始めました。完全に背後のインストラクターさんに身を委ね、ぐんぐん上昇しながら気持ちよく飛び、ゲレンデを眼下に、北アルプスの山々を眺めているうちに、もう着陸。正味1分半程度のフライトだけど、普段と違う目線に感動です。

スノーアクティビティ1DAY利用券(他ファットバイク、スノーシュー、スノーレーサー、スノースケート含む)料金/大人¥1,980
スノーアクティビティ1DAY利用券(他ファットバイク、スノーシュー、スノーレーサー、スノースケート含む)料金/大人¥1,980

「スノードライブ」でスノボ顔負け!?ゲレンデクルーズ

続いては、ゴンドラリフト中間駅にある「SNOW WOW!」へ。せっかくなので、少しぐらいはスキー気分を味わうべく、スノードライブなる、短いスキー板の上に、ハンドルとシートが取り付けられた超小型ソリのような乗り物にトライ。ハンドルを手前に引っ張って後ろに重心をかけるとブレーキがかかり、戻せば進むという仕組み。慣れてしまえば、操縦は簡単。


しかも侮ることなかれ、なかなかのハイスピードと爽快感!足も雪面に着いているので怖くない!という簡単なのにスリリングで、安全というスノードライブにすっかり魅了され、思わず購入して極めたいと思ったほど。どんどん上から滑走し、時間が許せば、何往復もしちゃいそうな楽しさです。

コギダス 料金/1回¥1,200
コギダス 料金/1回¥1,200

スリル満点!空中自転車綱渡り「コギダス」

池の上に10mの高さに張られた片道約140mのロープの上を自転車で渡るという空中サイクリング状態。もちろん自転車は背後ではしっかり固定されていて安全が保証されているけれど、普通に前を向いて走っている分には見えないので、頭でわかっていても、かなりスリルがあり、ちょっとしたサーカス気分に浸れます。


他にも、焚き火ラウンジでは、焚火を囲んで炙るマシュマロやベーコンなどのお手軽バーバキューやキャンプ用品を用いた手焙煎コーヒー体験などさまざまなイベントも用意。

ちなみに、コーヒーを淹れる際に使ったケリーケトルは、ガスを使わず小枝や紙などの燃料で湯を沸かすことができる優れもの。本体は二重構造で、外壁と内壁の間に水を入れ、中央の空洞部分のファイヤーベースで火を焚き、煙突効果で上昇気流が起こり、効率よく数分で湯が沸くのだとか。欲しい!内側が蝋引きされている牛乳パックは燃料に適しているという豆知識まで教えてもらえました。

これらのスノーアクティビティを楽しめるのも、3月31日までと残りわずか。でも、春からは、⾶び系・登り系アクティビティが楽しめる複合型タワー「トビダス・タワー」など50種類以上のアドベンチャーで新たなスリルに出会えるはず。

白馬つがいけ WOW!

冬季営業期間/2019年3月31日(日)まで
時間/10:00〜15:00(最終入場14:00)
GW特別営業期間/2019年4月27日(土)〜5月6日(月)
通常営業期間/2019年6月1日(土)~10月31日(木)
営業時間:9:00〜16:00(最終入場15:00)

白馬観光開発 栂池営業本部
TEL/0120-83-2255
URL/www.nsd-hakuba.jp/snow_wow/

標高1,289mの絶景テラス「ハクバ マウンテンハーバー」

2018年秋に、白馬岩岳にオープンした新名所「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」は、正面には白馬三山、北アルプスを一望できる山頂のテラス&カフェ。NY発の国内でも人気の「THE CITY BAKERY(シティベーカリー)」が信州に初出店していることでも話題だ。


秋にも一度訪れたことがありますが、紅葉シーズンとはガラリと印象が変わって、冬は真っ白な雪景色。休憩中のスキーヤーやボーダーたちで賑わっていました。冬季は3月31日(日)までの営業ですが、春はGWから再開するとのこと。四季折々の表情を見せてくれる絶景ポイント、今度は青々とした山が待っています。

HAKUBA MOUNTAIN HARBOR

冬季営業期間/2019年3月31日(日)まで
時間/9:00〜16:00
夏季営業期間/2019年4月27日(土)〜11月10日(日)
時間/9:00〜16:30
URL/iwatake-mountain-resort.com/



また、白馬八方尾根スキー場には、白馬がトレードマークのスコッチウイスキー「ホワイトホース」のポップアップバー「Hakuba White Horse “Highball with Scotch” Bar」が出現(2019年3月31日まで)。白馬の名水で作った氷と炭酸を使用したほんのりスモーキーな香りの白馬限定おすすめメニュー「ホワイトホース白馬ハイボール」が味わえます。

暮らすように泊まる!和モダンな高級古民家リゾート「旅籠丸八」

今回泊まったのは、この冬、白馬岩岳の麓にオープンした「旅籠丸八(はたごまるはち)」。江戸時代に庄屋の屋敷として建てられた築160年以上の歴史ある古民家「庄屋丸八」をリノベーションした、レセプション、和食レストラン「庄屋丸八ダイニング」を有するクラブハウスを中心に、2軒の宿泊棟「旅籠丸八壱番館・弐番館」の日本家屋が並ぶ。和とモダンをテーマに、伝統的な景観を残す街並みを再現した佇まいは、まるで宿場町の一角のような趣。

贅沢な「旅籠丸八壱番館」のスイートルーム、約140㎡の空間には、2階に2ベッドルーム、1階は、ダイニングキッチン、リビングルームに、畳のスペースがひと続きのゆったりLJDK。バスルームにはシャワーブースとジャグジーバスまで備わっている。また、洗濯機もあるので長期滞在にも最適。



夕食は、新鮮な魚介類、長野産の旬な野菜やお肉を、名物の「炉端焼き」をはじめとする創作和食で提供してくれる「庄屋丸八ダイニング」にて。

庄屋丸八ダイニング
URL/shouyamaruhachi.jp/

朝食イメージ
朝食イメージ

ちなみに、翌朝は、部屋の冷蔵庫に用意されていた、電子レンジで温めるだけでOKの調理済みのおにぎり、おかず、お味噌汁などをいただきます。旅館と違い、決まった時間に朝食に呼ばれることもなく、自分のスケジュールで取れるのが嬉しい。


もう1棟の弐番館には、各部屋に備わったシャワーブースとは別で貸切風呂、さらにプロ級の設備が整った予約制のシェアキッチンも。また、用意されたワインを自由に飲みながら、共有のリビングコーナーで寛ぐことができる。ホテルでも旅館でもなく、気心知れた友人たちと、家族や恋人と、暮らすように泊まれるヴァケーションレンタル施設になっている。

旅籠丸八

住所/長野県北安曇野郡白馬村北城11032
料金/スタンダード 約33〜40㎡(定員2名)¥30,000〜
ジュニアスイート 約45〜55㎡(定員4名)¥40,000〜
スイート 約140㎡(定員6名)¥110,000〜
※2名で宿泊の場合の1室料金
※サービス料・税別、冬期料金
※定員まで追加1名につき¥10,000〜
TEL/03-4405-8235
MAIL/info@funny-reservation.jp
URL/https://hatagomaruhachi.jp/

Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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