607
Culture Editor's Post

ついに!!! 日本初の回顧展「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」

ソール・ライター 写真展
ついに!!! 日本初の回顧展「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」

「ついにこの日が!!!」 今年のメインイベントと言っても過言ではない私の大好きな写真家のひとり、ソール・ライターの写真展がついに開催!(日本初となる回顧展です)

ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

BUNKAMURA ザ・ミュージアム にて

2017年6月25日(日)まで。

 

私が初めてソール・ライターの写真に出会ったのは、2007年にパリで行われていた写真イベント“パリ・フォト”。実際に見た時の衝撃と言ったら…! 引き込まれるカラー、行き交う人の何気ない表情、しぐさ、構図、、、写真から音が聞こえてきそうな感じというか、映画のワンシーンをストップしてみた感じというか、、、。写真から目が離せなくなってしまったのを今でも覚えています。写真集「Early Color」は、尊敬するパリ在住のエージェントからプレゼントしていただいたこともあり、さらにソール・ライターへの愛が高まったんです。1年半前にロンドンを訪れたとき、偶然にもThe Photographer’s galleryで写真展が開催されていて、滞在中に2回も足を運びました。それでも足りないくらいでしたが(笑)。

☟左の写真集は2006年に発売された「Early Color」、first edition。中央は、2007年に行われたParis Photoのポスター。右は、Paris Photoの簡易パンフレット。

FullSizeRender

今回の展示では、ソール・ライターの“ことば”も必見です。心に響くことばがたくさん。

「私が望んだのは、撮影の結果が ファッション写真以上の“写真”になることだった」

「肝心なのは何を手に入れるかじゃなくて 何を捨てるかなんだ」

「重要なのは、どこで見たとか、何を見たかということではなく、どのように見たかということだ」

「ラボのアシスタントが“もう、傘は沢山!”とソール・ライターに言ったとき、彼の答えは一言“私は傘が大好きなんだ!”」

☝象徴的といってもいい、傘の写真。このアシスタントとの掛け合い、面白い…。「傘が大好きなんだ!」好きだから撮る。それしかないですよね。

 

ファッション写真、モノクロ写真、絵画作品に加え、使用していたカメラやスケッチブック、貴重な資料など200点以上にのぼる今回の展示。心からおすすめする展覧会なので、是非たくさんの方に見ていただきたいな、と思います。私はもう数回通いそうです…。(ソール・ライターを語る会、募ります 笑)

絶賛発売中の6月号では、ソール・ライターの特集しておりますので、こちらも是非ご覧いただけると嬉しいです。

FullSizeRender[1]

Saul Leiter(ソール・ライター)

1923年、アメリカ生まれ。46年、画家を志してNYへ。50〜70年代にかけて「ハーパーズ・バザー」「エル」「ヴォーグ」などでファッションフォトグラファーとして活躍するも、81年に商業写真の世界から退く。2006年、シュタイデル社から初の写真集「Early Color」が出版され、一躍脚光を浴びる。カラー写真の先駆者として評価が高まるなか、13年に死去(享年89)。

 

※最後に。 SNS用かは定かではないですが、こんなフォトスポットも!

まだ撮影していないので、次回は、と企んでいます :)

IMG_0360

ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

会場/Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)

住所/東京都渋谷区道玄坂2-24-1

会期/2017年4月29日(土・祝)〜2017年6月25日(日)

開館時間、休館日などはHPよりご確認ください。

 

Profile

齋藤真紀(Maki Saito)フォト・ディレクター、エディター。『VOGUE JAPAN』を経て『Numéro TOKYO』の創刊メンバーとして参加。表紙をはじめ国内外での撮影のキャスティング、ブッキングを担当。特にケイト・モスやヴィクトリア・ベッカム、アレクサ・チャンとの撮影は思い出いっぱい。JUJU初のシューズ本『I NEED MORE SHOES』のディレクション、編集を務めた。ファッションを中心に広告のディレクションやプロダクションも手がけている。bichon_toriに夢中♡

Recomended Post