荒木経惟、森山大道らが切り撮る“東京”
リニューアル後の東京都写真美術館へ
ずっと気になっていた「東京都写真美術館」に足を運んできました。9月から11月までリニューアル・オープン/総合開館20周年記念として「杉本博司ロスト・ヒューマン」展が開催されていたのですが、気付いた時には終わっていました(涙)。貴重な展覧会を見逃してしまったので、今回は早めに伺ってきました。
リニューアル後の館内は一段と明るくなっていて、1階に入っていたミュージアムショップはカフェ(メゾン・イチ)に変わり、ミュージアムショップ(NADiff )は2階に。サイン入りの写真集や写真に関する本、グッズが揃っていて、ついつい長居してしまう空間。
今回私が伺ったのは、3階で行なわれている「TOPコレクション 東京・TOKYO」。“東京”をテーマに、それぞれの写真家たちがこの多層的な都市とそれぞれどのようなアプローチで対峙し、どのような視点で切り取り表現してきたのか、“東京”の表現の仕方を目の前で感じられる展示となっています。参加作家は、荒木経惟、石元秦博、東松照明、畠山直哉、花代、本城直季、ホンマタカシ、森山大道ら41名。毎日を過ごしている“東京”ですが、時には切なく、ダイナミックに、静かに、、、こんなにもいろんな表情があるんだと感じました。
2階では、将来性のある作家を発掘し、新しい創造活動の場となるよう毎年異なるテーマを決めて開催している「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」展が開催されています。期間中にこちらも訪れてみようと思います。
総合開館20周年記念「TOPコレクション 東京・TOKYO」
会期/2016年12月13日(火)〜 2017年1月29日(日)
会場/東京都写真美術館 東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間/10:00〜18:00(木・金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館/月曜(祝日の場合は翌火曜)、2016年12月29日(木)〜 2017年1月1日(日)
TEL/03-3280-0099
URL/topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2570.html