話題のフェムテック! デンマーク発の「オーガニカップ」をゲット | Numero TOKYO
Beauty / Editor's Post

話題のフェムテック! デンマーク発の「オーガニカップ」をゲット

女性の体の悩みは尽きないもの……。『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2020年12月号では、そんな女性の体の悩みやそれを解決する“フェムテック”について特集。Numero.jpでも、連動企画としてフェムテックアイテムを紹介しています。それぞれ自分の体にあった方法で悩みが解決されていくはず! そして、私自身もその一人として、体や環境へ寄り添い配慮していきたいとの思いから、まずは月経カップから始めてみようとデンマーク発の「オーガニカップ(OrganiCup)」を取り寄せました。

とは言え、月経カップの種類や使い心地、ケアの仕方などわからないことだらけ。ただ、今では嬉しいことに雑誌やネットでたくさん情報が集められるので、そこから自分にあったものは何か調べて、実際に使っている人の話を聞いて挑戦することに。そこで私が選んだのが「オーガニカップ」です! 「オーガニカップ」は、3サイズ展開、ビーガン仕様でアレルギーフリー、環境に害のない医療レベルのソフトシリコンを100%使用、12時間着用可能で、もし合わなければリファンドもできます。また、サステナブルな取り組みとして、パッケージにはプラスティックを一切使用せずに最小限に止め、無漂白のオーガニックコットンの巾着ケース付き。また、「Productofthe Year」を2回受賞、サステナブルな賞での受賞歴もあり、高い評価を得ています。

また、同じブランドから、外出先でもお手入れできる消毒シートや体への影響を考慮した洗浄液もあるので、ケアの心配もなし。サイトには使用方法やレビューなども掲載されています。(英語オンリーですがGoogleの翻訳機能を!)

さらに、「#NewPeriod」をビジョンに掲げ、サステナブルな取り組みやオーガニックにこだわるだけでなく、英国の600の学校が関与する教育プログラムへのカップの寄付や、コペンハーゲンのセックスワーカーへカップを寄付してレビューをもらったり、デンマークの学生と協力した教育用ビデオを制作するなど、様々な取り組みを通して、ただカップを作るだけでなく環境や社会のためにも貢献し、働きかけています。

自分のためだけでなく、誰かや何かのためにもなっている。そんな月経カップに共感して私はこれに決めました。実際の使い心地はというと、始めは漏れないか心配したり使い方に戸惑いましたが、想像以上に違和感なく快適で、衛生的に使うことができゴミも出ないのでとっても便利! まだトライしたことがなければ「ぜひ!」とおすすめしたいくらいです。自分にあったカップ探しを、ぜひしてみてください!

OrganiCup
www.organicup.com


Profile

鄭季和Kefa Cheong ウェブ・プランナー。大学でメディア・アートを専攻し、音や光を中心としたインタラクティブ作品やプロダクトの制作に没頭。学生時代よりウェブ・アシスタントとして『Numero TOKYO』に参加。アーティストJUJUによるファッション企画「JUJU’s Closet」などコンテンツの編集を経て、魅せるコンテンツ作りを目指しプランニングに従事。好物は美味しいお酒と肴と『吉田類の酒場放浪記』。

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