Food / Editor's Post

老舗酒蔵 × 一流シェフによる特別な日本酒体験

創業350年以上を誇る兵庫県姫路市発の日本酒ブランド「長谷川栄雅」が東京・六本木に2018年末に上陸。最高級の日本酒と有名シェフによる酒の肴を堪能できる日本酒体験では、“至高のひととき”を味わうことができます。

豊かな水と米に恵まれた播州で誕生した「長谷川栄雅」。原料となるお米は、酒米の最高峰と言われる山田錦の中でも、特A地区に指定される兵庫県加東市小沢で生産される山田錦を、酒質を左右する重要な役割の水には、軟水で甘みのある名勝「鹿ヶ壺」が源流の揖保川系林田川の伏流水を使用しています。古くから伝わる「蓋麹法」で木製の蓋麹を使い手間暇かけて作られる日本酒は、繊細な味と香り、そして滑らかな口当たりが特徴です。

華道家の中村俊月による今週のお花「朴の木(ホオノキ)と柏」
華道家の中村俊月による今週のお花「朴の木(ホオノキ)と柏」

そうして完成した日本酒を味わえるのが、オリジナルショップで開催している1日5組限定、1組4名までの日本酒体験。流れる水の音、華道家の中村俊月による週替わりの生け花、輪島塗のお膳が配された特別な空間で、「長谷川栄雅」の5種の銘柄を、一流シェフがこのためだけに考案した酒の肴とペアリングで楽しむことができます。

レストラン「été」オーナーシェフの庄司夏子氏が手がけた酒の肴
レストラン「été」オーナーシェフの庄司夏子氏が手がけた酒の肴

さらに、酒の肴は3カ月おきに変わるそう。初回は福岡のフレンチ「La Maison de la Nature Goh (ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ)」オーナーシェフの福山剛氏、4月からは完全紹介制のレストラン「été(エテ)」オーナーシェフの庄司夏子氏が監修を務めています。レストランでは味わえない特別メニューにも心踊ります。

日本酒はそれぞれの味わいに合わせて作られた5つの酒器で。

華やかかつ膨よかな「栄雅 純米大吟醸」には、オールドバカラ(Baccarat)に添えられた、素材の味わいとシャキシャキの食感を楽しめる「ホワイトアスパラガスのおひたし、季節の柑橘」。旨みと甘み、米の存在感を感じる「長谷川 純米大吟醸 三割五分」には、春らしい桜色で酸味の効いた「ウドのピクルス、春の香り」。

旨味と酸味のバランスが絶妙な「長谷川 純米大吟醸 五割」、米の旨味と酸味を感じられる「栄雅 特別純米」、控えめながら厚みとキレのある「長谷川 特別純米」には、濃厚な「塩漬け卵黄の酒粕漬け」と香ばしさと苦味を感じる「菜の花と蕗の薹のタルト」を少しずつ味わいながら。最後にはデザートとして、日本酒の余韻に浸れる「酒香るガナシュ、求肥」をいただきました。

店主による日本酒や酒器、肴の説明とともに、「長谷川栄雅」の歴史や製法なども一つひとつ丁寧にお話ししてくれるので、より一層日本酒の魅力に引き込まれる素敵な時間…。これほど日本酒だけに集中していただけるお店はなかなかありません。

長谷川栄雅の5種類の日本酒に合わせて陶芸家の保立剛と岩崎龍二が手がけたそれぞれ異なる形状の「長谷川栄雅オリジナル酒器」
長谷川栄雅の5種類の日本酒に合わせて陶芸家の保立剛と岩崎龍二が手がけたそれぞれ異なる形状の「長谷川栄雅オリジナル酒器」

他にもブランドの世界観に包まれた店頭では、日本酒の販売はもちろんのこと、日本酒体験でも使われている作家が手がけたオリジナル酒器の展示も。“最高級の日本酒 × 有名シェフによる酒の肴”のマリアージュを堪能できる贅沢な日本酒体験。五感で感じる日本酒の素晴らしさ、“和”のおもてなしと美しさに、ぜひ触れてみてください。

長谷川栄雅 六本木
住所/東京都港区六本木7-6-20 1階
営業時間/12:00~20:00
定休日/火
日本酒体験/1名¥5,000(税別)※要予約
所用時間/約40分
TEL/03-6804-1528(定休日を除く営業時間内)
URL/hasegawaeiga.com

Profile

鄭季和Kefa Cheong ウェブ・プランナー。大学でメディア・アートを専攻し、音や光を中心としたインタラクティブ作品やプロダクトの制作に没頭。学生時代よりウェブ・アシスタントとして『Numero TOKYO』に参加。アーティストJUJUによるファッション企画「JUJU’s Closet」などコンテンツの編集を経て、プランニングに従事。魅せるコンテンツ作りを目指して。好物は美味しいお酒と肴。@bykefaで時たま趣味のイラスト更新。

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