築90年、薬学研究所だった建物が決め手に「Fumika_Uchida」@ 本郷三丁目

中心地から少し離れた場所に突如現れる、“なぜここに？”なおしゃれなショップ。その謎を解き明かしつつ、選び抜かれた個性豊かなお店をナビゲート。本郷三丁目にオープンした、内田文郁が手がける「フミカ_ウチダ（Fumika_Uchida）」の旗艦店へ。（「ヌメロ・トウキョウ」2019年5月号掲載）

ショップの奥に並ぶ最新コレクションは、透け感を楽しめる素材のアイテムが充実している。

「商業的ではないエリアで、じっくり服と向き合ってほしい」と、デザイナーの内田文郁さんがブランドの旗艦店を2018年10月にオープン。偶然ヒットした本郷三丁目のクラシカルな物件がお眼鏡にかない、この地を選んだそう。

オリジナルのジュエリーはゴールドとシルバーを用意。

コレクションの全貌をチェックできるだけでなく、ヴィンテージのジュエリーや雑貨、アート本などからも彼女の感性に触れることができる。週末は自ら接客することもしばしばで、彼女の部屋に招かれたような錯覚に陥る親密な空気感も魅力の一つ。

什器やオーディオまで、すべて手持ちの家具だけで構成。

Photos：Tokyo Okabe　Text：Ayana Takeuchi　Edit：Saki Shibata

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