2015年春夏トレンド速報! JUJUが挑戦する3つのテーマ(後編)/ JUJU’s closet vol.46 | Numero TOKYO
Fashion / JUJU's Closet

2015年春夏トレンド速報! JUJUが挑戦する3つのテーマ(後編)/ JUJU’s closet vol.46

Numero.jpでしか読めないモードな連載『JUJU’s クローゼット』。2015年の春夏コレクションから読み解くファッショントレンドについて、小誌編集長・田中杏子とJUJUがトークします。3回に渡った対談のラストは「Love Myself」。自分らしくファッションを楽しむススメです。。日本文化に影響を受けたデザイナーが多かった今季のコレクション。今、海外に求められる“Made in Japan”とは?(後編)
──ヌメロ・トウキョウが掲げる春夏ファッションの全体テーマが「Fashion is Fun!」というだけあり、パワーを感じるアイテムが多かったようですね。
田中杏子(以下A)「前の回でもお話ししましたが、今回の春夏コレクションの題材が、人と人とのつながり、自分のルーツや原点といったものでした。なので、各ブランドのデザイナーたちにとって原風景である70年代風の遊び心あるファッションを打ち出してきたり、花や生物などの有機的なモチーフ、全身ホワイトといった“自然”“原点”を連想させるコーディネートが目立っていました。そういうことを受けて、自分らしく、自由にファッションを楽しもうよ、というメッセージを込めた”Love Myself“を、3つ目のキーワードにしました」
JUJU(以下J)「自分らしく自由に…素敵です。面白いアイテムはありましたか?」
A「印象に残ったのは、グッチのフリーダ・ジャンニーニが日本の着物をガウンにしていたり、着物の帯をほどいてコラージュしたものを布地のパターンとして使っていたり。あとは、胸にカタカナで大きく『カルヴェン』とロゴを入れていたカルヴェンのコレクションも、とても話題になっていました。思えば、日本にインスパイアされたものが多かったのかな」
J「カタカナですか。大胆ですね」
Photo:Sachie Maeda Hair & Make:Yoshie Sasaki(Sylph) Interview & Text:Yuko Fukui Edit:Maki Saito
【世界で受ける日本の歌の条件】

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