アートを纏う、クチュールのような構築美「Couture Mood」/ JUJU’s closet vol.26 | Numero TOKYO - Part 7
Fashion / JUJU's Closet

アートを纏う、クチュールのような構築美「Couture Mood」/ JUJU’s closet vol.26

JUJU's closet vol.25
JUJU
JUJU's closet vol.25
JUJU
『グリーンスリーブスによる幻想曲』


レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ

本人私物(絶版)
ヌメロな皆様ごきげんよう。10月も半ばを過ぎようとしている今日この頃、未だ夏みたいな気温に驚かされることもしばしばですがいかがお過ごしでしょうか?前回この原稿を書いていた時はクラシックツアーが始まる直前で不安と期待の入り交じった状態だった私ですが、気付けばそのツアーも終わってしまいさらに気付けばJUJUの日さえも終わっているし。2008年に日本記念日協会に10月10日をJUJUと認定していただいてから6度目となる今年は、日本フィルハーモニー交響楽団のみなさんと私のオリジナル曲をオーケストラアレンジでガッツリやらせていただいたんだけれど、時に冷や汗をたらたらと流し、時に白目むきそうになりはしたものの、今までに感じたことのないゾクゾクをたっくさん感じる時間でした。超生音で超アンプラグド。指揮者の動きひとつですべてが始まるオーケストラの演奏は1曲1曲が物語のようで、最初の音から最後の音までなにひとつ聞き逃したくないって思うほどだった。私のオリジナル曲がまさかあんな風に聞こえるとは驚きだったし究極の非日常空間だったなぁ。食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋とかいろいろあるけどやっぱり芸術の秋に限るぜ!!と思っていたところに今回のテーマ「アートを纏う」がやって来たので、今回は芸術、特に音響芸術(音楽)のお話です。
私が関わっている音楽。空気の振動が音になってそれが重なり合って素敵な曲が出来上がっていきます。現代音楽においてはいろんな楽器やいろんな技術があって、それらを駆使して作られるものが多いからついつい芸術的な観点から音楽を考えることが少なくなってしまっていました。もちろん音楽に助けられたり癒されたり、時にこころを奮い立たせてくれたりと音楽が芸術なのはわかっているけど、その音楽において本当に大切なことを再確認したのが今回のクラシックコンサートでした…(続く)
コラムの続きはJUJU officialサイトにて公開
Edit : Yukiko Ito Text : JUJU
JUJU's closet vol.25
JUJU
JUJU(じゅじゅ)
18歳で単身渡米。04年8月「光の中へ」でデビュー。09年「明日がくるなら」が映画「余命1ヶ月の花嫁」の主題歌に抜擢され、大ブレイク。約3年ぶりのバラードとなる新曲「Distance」が発売中。10月10日(JUJUの日)にはフルオーケストラとの夢の共演コンサートが開かれた。11月20日にはニューシングル今冬の感動バラード「守ってあげたい」をリリースする。HP / www.jujunyc.net/ Twitter / @JUJUsonymusic
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