ミュージシャン・JUJUのファッション連載がスタート! | Numero TOKYO - Part 3
Fashion / Post

ミュージシャン・JUJUのファッション連載がスタート!

もしも歌手になっていなかったら…
 

T「ファッション好きは遺伝子的なものもあるようですね。お姉さんも同じようにファッションが好きだったんですか?」

 

J「家族みんなファッションが大好きで、姉は未だにファッション業界です」

 

T「例えばシンガーの道ではなくて、ファッションの仕事がしたいと思ったこともあったりする?」

 

J「実は昔、お洋服屋さんのマネージャーをやっていたことがあるんです。しかも最初はバイトから入ったんですけど、いつの間にかその会社のナンバー2にまでなってしまったという(笑)」

 

T「それはすごい。確かに売るの上手そう(笑)。マネージャーをやっていらした頃って、それこそドレスアップをしてジャズのライブを見に行ったりしていた時期でしょう。ステージを観る側。それが今は、ご自身がステージに立つ側になっていますよね。予定通りという感じはあるんですか?」

 

J「歌手になりたい気持ちは大きかった。でも実際問題、人に注目されるのが大の苦手。それが一番のジレンマで。歌は好きだけど、矢面には立ちたくないという両極の気持ちがぶつかって、なかなか前に進めませんでした。だからデビューの話が決まったときも、ものすごく嬉しい反面、やばいなって。デビュー初期はそんな気持ちもあったから、誰にも何も届かなかったなって今になって思います。自分自身とちゃんと向き合えていなかった」

 

T「お洒落って目立つじゃないですか。でも、お洒落をしたいという気持ちからそのまま、人前に立って観てもらいたいという願望には繋がらないんですね」

 

J「できればそっとしておいてほしい、というのが本音です(笑)」
 
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