ミュージシャン・JUJUのファッション連載がスタート! | Numero TOKYO
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ミュージシャン・JUJUのファッション連載がスタート!

日本を代表するシンガー、JUJUがNumero.jpに初登場。 自身初、モードなファッション連載のスタートが決定。新作アイテムを着こなしての撮りおろしや、お気に入りのブランド紹介、お洒落スナップなど続々公開。ファッションを切り口に、新たなJUJUを映し出す。第一回目の配信は、カヴァー・ライヴイベント「ジュジュ苑」開催と同じ10月10日。それに先立ち、今回は予告編をリリース。撮影前に決行した編集長・田中杏子との対談にて、JUJUのファッション感と、“服好き”になるまでのルーツを探った。

 

 
夜遊び絶頂期のニューヨーク時代が基盤
 
田中杏子(以下T)「ファッションは、見るからにお好きそうですよね」

 

JUJU(以下J)「トレンドを追いかけるタイプではないのですが服は大好き。普段は割と楽な格好をしていて、デートやドレスシーンになると思い切りクラシカルな服を選んだりと、シチュエーションに合わせて楽しむことが多いです。気分を上げるためにドレスアップしたり。杏子さんが今日着ているワンピースのようなデザインもすごく好き」

 

T「TPOに合わせてスタイルを変えながらファッションを楽しんでいるんですね。それって簡単なようで実はとても難易度が高い。特に東京は意外とストリートが強いから、あまりドレッシーな格好をしてると目立っちゃいますよね」

 

J「そう! 結構ドレッシーな服を選んで買ってしまうんだけど、東京ではなかなかそれを着ていく場所がない。私、ニューヨークに長く居たからドレスアップするのが好きなのかもしれない。ニューヨークに住んでいたときを思い返すと、昼と夜で全く違う格好をしてたから。昼間の生活はすっぴん、Tシャツ、デニムとか、かなりボーイズライクな格好。でも夜になると、パーティに出かけるためのドレスに着替えるんです。毎晩のように楽しいイベントがあるもんだから、夜遊びが大好きな私はパーティに行きまくっていたわけですが。夜出かけるときってシチュエーションも違うし服装も替えるから、昼間の自分とは別人格になれるような気がしてました。その感覚は、ニューヨークで身に付いたんでしょうね。あの街はみんな昼と夜の区別がはっきりしてるんです。午前中から夕方までと、夕方から明け方までが全くの別物で、それを楽しむためにわざとファッションを変えるのがおもしろくて。ストレスがたまると、超着飾ってジャズを聴きに行ってたりしたな。東京では、なかなかそうはいきませんけど」

 

T「ニューヨーク時代に培われた感性なんですね。東京ではどこで遊んでるんですか?」

 

J「場末のカラオケスナックですよ。思い切り歌って、“ねえちゃんうまいね! 歌手になった方がいいよ” とか言われて、“いやいや趣味なんで”とか言ったりして(笑)」

 

T「本当に!? そこに行ってみたい」
 
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Photo:Sachie Maeda
 
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