8TURNインタビュー「皆さんが癒されたり、モチベーションになるようなアーティストになることが目標」 | Numero TOKYO
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8TURNインタビュー「皆さんが癒されたり、モチベーションになるようなアーティストになることが目標」

韓国発ボーイズグループの8TURNが『RU-PUM PUM Japanese ver.』で日本デビューを果たした。2023年1月に韓国でデビューし、迫力のあるパフォーマンスとフレッシュな魅力で、着実に知名度を上げ成長を続けてきた8人。3月には日本で初の単独公演を成功させ、ますます勢いを増す彼らの目指す地点とは? また、ソウルのおすすめスポットやグルメ、最近のヘビロテ曲など、素顔の彼らに迫った。

韓国デビューから1年。日本の単独公演で見せた成長の証

──まず、自己紹介代わりに、グループ内で自分はこれが1番すごい、誰にも負けないというものを教えてください。

ミョンホ「長男のミョンホです。誰にも負けないのは年齢です、というのは冗談で(笑)、セクシーさと、これまで積み上げてきたものはみんなに負けないと思います」

ジェユン「リーダーのジェユンです。高校時代、実用舞踊科でダンスを専攻していたので、いろんなジャンルのダンスの知識があること。これは誰にも負けません!」

ミノ「誰にも負けない僕の魅力は、歌声だと思います」

ユンソン「僕がグループで一番なのは、テンションの高さときれい好きなこと。掃除が得意です!」

ヘミン「僕が誰よりもたくさんもっているのは、どうでもいい豆知識です(笑)」

ミノ「どうでもよくないよ」

ユンギュ「何かわからないことがあったとき、いつも答えを知ってるのはヘミンヒョン(兄さん)です」

ギョンミン「僕はテンションとエネルギーです!」

ユンソン「僕と一緒じゃない?」

ギョンミン「ユンソンさんよりも、僕のほうがテンションが高い!」

スンホン「ギョンミンヒョンは、疲れ知らずで限界がないんですよ」

ユンギュ「ギョンミンヒョンが疲れたときは、サングラスをかけてひとりで動画を見てるんです。僕らにはいつも余裕のある姿だけを見せてくれて、みんなをいつも笑わせてくれるんです」

ユンギュ「エネルギッシュで鋭いラップは僕が最強です。笑い声の大きさも一番です」

スンホン「マンネのスンホンです。僕は誰にもまけないのは、ほっぺがぷっくりしていること」

ミノ「まだ子どもだからね」

スンホン「(笑)。あとラップのトーンも、ユンギュさんとはまた違った魅力があると思います」

──2023年1月に韓国でデビューし、今年3月に日本デビューを果たしました。韓国デビューから日本デビューまでの1年2ヶ月の間、自分が成長したと感じることは?

ミノ「以前より、余裕が出てきました」

ギョンミン「パフォーマンスが上達しました」

スンホン「この1年でもっとカッコよくなった」

全員「おお〜!」

ジェユン「僕は同意しますよ」

ミョンホ「僕はもっと可愛くなった!」

ジェユン「それは同意できない…」

全員「(笑)」

ユンソン「TURNING(8TURNのファンネーム)と仲良くなりました」

ユンギュ「僕は、自然に目が二重になりました」

全員「(笑)」

ユンギュ「この1年で経験値を積んだので、何かに直面しても、これは一度経験したことがあるなと、8人全員が落ち着いて行動できるようになったこと」

ヘミン「言語能力が向上しました。今、日本語、英語、中国語、タイ語を勉強しています」

全員「おお〜!」

ジェユン「まだ発展途上だけど、昨年よりも良いリーダーになったんじゃないかと思います」

ユンギュ・スンホン「同意します!」

──3月は初めての日本単独公演「8TURN 1st Fan Concert in Japan “TURN TABLE”」を開催しました。日本のTURNINGに会った感想は? 日本のTURNINGの印象を色で表現すると?

ユンソン、ジェユン
ユンソン、ジェユン

ユンソン「韓国以外で初めての単独公演だったのですが、日本ならではの魅力を感じることができて本当に幸せでした。その瞬間を思い返すと、もう恋しいんですが、これからも、日本でもっとたくさんの活動をしていけたらなと思います。日本のTURNINGのみなさんからたくさんエネルギーをもらったんですが、その印象がすごく鮮烈なので、色だったら赤が浮かびました」

ジェユン「僕は黄色です。明るくて穏やかな色でもあります。というのは、今回のファンコンサートで驚いたのが、ステージが始まった瞬間、皆さん立ち上がって僕らのステージを集中して見てくださったんですね。パフォーマンスが終わってトークをするときは、静かに座って耳を傾けてくれて。それが本当に感動的でした」

──『RU-PUM PUM Japanese Ver.』で挑戦したこと、注目ポイントを教えてください。

ヘミン、ギョンミン
ヘミン、ギョンミン

ギョンミン「僕のパートに、『これから一瞬で/中毒になっていく/holic』と耳元で囁くように歌うところがあって、これを日本語で上手に発音するのが大変でした。日本語のレッスンを受けて、たくさん練習をしてレコーディングに臨んだのですが、頑張った成果が出て、とても良い仕上がりになったと思っています」

ヘミン「僕のパートは、歌詞にカ行とハ行の単語が多くて、その発音が難しかったので、一生懸命練習してレコーディングしました。今は、その部分がすごく気に入っています」

──『RU-PUM PUM Japanese Ver.』で8TURNに出会った人に、次に聴いてほしいおすすめの曲を教えてください。

ユンギュ、スンホン
ユンギュ、スンホン

ユンギュ「たくさんあるけれど、個人的に1曲を挙げるとすれば、韓国のデビューミニアルバム『8TURNRISE』の1曲目、『WE』です。デビューしたての新人らしいエネルギーと意気込みが溢れていて、8TURNのフレッシュなエネルギーが音楽として表現された1曲です」

スンホン「僕もデビューミニアルバムの『8TURNRISE』から。5曲目のトラック『Heartache』です。僕らのいつものタイトル曲とは雰囲気が違う、切ない感情が込められたエモーショナルな曲です。『RU-PUM PUM Japanese Ver.』とはまた違った表現ができるんだと皆さんに知っていただきたいなと思っておすすめに挙げました」

──迫力のあるパフォーマンスが魅力的の8TURNですが、ダンスや歌、ラップの練習方法を教えてください。また、個人的に続けていることは?

ミノ、ミョンホ
ミノ、ミョンホ

ミョンホ「8TURNは、パフォーマンスのキレを重視しています。みんなが一糸乱れぬフォーメーションダンスになるように、手や足の先までディテールを細かく合わせる練習を繰り返して、さらにその中で、メンバーそれぞれのフィーリングを表現できるように努力しています。自分の練習方法は、色々あるけれど、とにかくできるまでやること!」

ミノ「僕も個人の練習方法は、出来るまでやること。グループでは、どれだけステージでテンションが上がっても、フォーメーションが崩れないように徹底した練習をしています。だから団体と個人の練習を合わせて1日12時間以上練習しています。活動のない期間もずっと練習してるんですよ。休みの日はありません!」

8人がこれから日本でやりたいこと、ソウルのおすすめは?

──これからますます日本に来る機会が増えると思いますが、日本でやってみたいことは?

ジェユン「日本のフェスに参加したいし、コンサートもたくさん行って、日本の多くの皆さんに親しまれる存在になりたいと思っています。僕らが日本で初めてパフォーマンスをしたのが、昨年5月のKCON JAPANでした。今年も参加するので、ぜひみなさんに僕たちが成長して発展した姿を見ていただけたら!」

ユンソン「今回は東京でのファンコンサートでしたが、もっとたくさんのTURNINGに会うために、日本の全国ツアーをしてみたいです。それから、時間があったら、メンバーみんなで東京ディズニーランドに行ってみたい」

ミノ「僕も! ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには行ったことがあるんですけど、東京ディズニーランドはまだ行ったことがないので一緒に行きたい!」

スンホン「僕は日本のおいしいものをたくさん食べるグルメツアーがしたいです」

ジェユン「そしたら、ほっぺがもっとふくらむよ」

スンホン「(笑)。それから、日本のアニメの舞台になった街に行って、写真を撮りたい」

ミノ「マンネっぽくてかわいい!」

ユンギュ「一緒に行こう!」

ミョンホ「『千と千尋の神隠し』にでてくるような温泉に行ってみたいです。SNSで見たんですけど冬に雪が降ると本当にきれいなので、いつか行ってみたいです」

ユンギュ「僕も温泉! 温泉卵を食べてみたいです」

ミノ「一緒に行きます!」

ギョンミン「僕は渋谷でショッピング。今回は買い物をする時間がなかったので」

ヘミン「僕はいつか東京で1ヶ月暮らしてみたいです」

──日本からソウルに観光に行く人も増えているのですが、ソウルでおすすめのスポットやグルメを教えてください。

ジェユン「漢江の川沿いにレジャーシートを敷いて、出前を頼んだり音楽を聴きながら友達と楽しむという文化があるんですね。韓国はデリバリーがとても充実しているし、漢江の夜景もきれいなので、これからの季節におすすめです」

ユンソン「韓国料理というとサムギョプサルが有名ですけど、豚バラ肉の薄切りを冷凍してさっと焼いて食べる、テペサムギョプサルという料理があるんです。本当にそれが大好きなので、皆さんもぜひ食べてみてください。めっちゃうまいです!」

ジェユン「値段も普通のサムギョプサルより安いので、気軽に楽しめます!」

ミノ「おすすめはサムギョプサルです」

ユンソン「僕の答えと同じってこと?」

ミノ「僕のおすすめは、普通のサムギョプサル。やっぱり外せない」

ミョンホ「僕はプデチゲ。めっちゃおいしいです!」

ギョンミン「おすすめのスポットはCOEXです。映画館も水族館もあって、美味しいお店も揃っています」

ヘミン「南山トンカツもぜひ試してみてください。韓国式のトンカツで、日本のものとはちょっと違うんですよ」

ユンギュ「やっぱりトッポギかな。ちょっと辛いけど」

ミョンホ「一山湖公園もおすすめです! きれいなのでぜひ行ってみてください」

スンホン「釜山もいいですよ。おいしいものがたくさんあります」

ヘミン「釜山は、貝焼きがおいしいんですよ」

ミノ「網の上で焼いて食べるんです。おすすめです!」

──最近よくヘビーローテーションしている曲を教えてください。

ミョンホ「tuki.さんの『晩餐歌』です」

ジュユン「ラナ・デル・レイさんの『ブルックリン・ベイビー』をよく聴いています」

ミノ「中島美嘉さんの『雪の華』と、8TURNの『RU-PUM PUM』!」

ユンソン「日本に着いた日に雨が降っていて、その風景がVaundyさんの『東京フラッシュ』がぴったりだったんですね。東京に滞在している間、毎日聴いていました」

ヘミン「X JAPAN先輩の『ENDLESS RAIN』です」

ギョンミン「コナン・グレイさんの『ロンリー・ダンサーズ』です」

ユンギュ「冨岡愛さんの『グッバイバイ』。たまたまSNSで知って、そればかり聞いてました」

スンホン「以前も、TURNINGに紹介したことがあるんですが、優里さんの『ベテルギウス』です」

──最後に、これからの8TURNの目標、目指すグループ像を教えてください。

ジェユン「目標は、8TURNのパフォーマンスが皆さんの癒しになったり、モチベーションになるようなアーティストになることです。今回、日本でもデビューを果たすことができて、これからたくさん日本の皆さんと素敵な時間を過ごしたいし、 皆さんに僕らのエネルギーを届けられるようにこれからも頑張りたいと思いますので、たくさんの愛と関心をよろしくお願いします」

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Photos:Takao Iwasawa Interview & Text:Miho Matsuda Edit:Saki Tanaka

Profile

8TURN 2023年1月に『8TURNRISE』でデビューした8人組ボーイズグループ。グループ名は、無限大の可能性を秘めた“8(∞)”人の少年と「“TURN”=順番」という単語を組み合わせている。メンバーは、リーダーのジェユン、ミョンホ、ミノ、ユンソン、ヘミン、ギョンミン、ユンギュ、スンホン。今年3月に彼らの3枚目のミニアルバム『STUNNING』からのリード曲『RU-PUM PUM』の日本語バージョンで、本格的な日本活動をスタート。

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