私が作り出す音楽や世界観が「ZOMBIE CHANG」
新人アーティストにフォーカスを当てた連載「TOKYO NEO GROOVE」。第一弾は、「ZOMBIE CHANG」として活動するメイリンのインタビューをお届け。
ニューアルバム「GANG」をリリースしたばかりのメイリン。「ZOMBIE CHANG(ゾンビー チャング)」として自身の音楽活動をしながらモデルとしても活躍する若手女性アーティストだ。天真爛漫な笑顔とちょっと謎めいた雰囲気を持つ彼女の魅力に迫る。 直感型アーティストのメイリン。 彼女の言葉や音楽は“なんかイイ”から生まれる。 ──3月3日に発売された新作アルバム『GANG』はどのようなこだわりが詰められているのでしょうか? またタイトルの由来は? 「アルバム名を『GANG』にしたのも深い意味はなく、『ZOMBIE CHANGのGANG!って響きがいい』と思い、付けました。なんか言いたくなっちゃいませんか?(笑) 今回はセカンドアルバムになるのですが、1作目の『CHANGE』に比べ、今回の方が音質もとてもよく、わたしの要望にもたくさん応えてもらいました。女性にも男性にも、多くの人に聞いてもらえたらいいな」 ──音楽プロジェクト名である「ZOMBIE CHANG」の意味は? 「特別な意味はないんです。文字の並びや響きが好きでした。普段から言葉遊びや韻を踏んだりして、音の面白さに魅力を感じています。女性1人で活動しているアーティストの中には曲を提供してもらっているケースも多いのですが、私は違います。音楽にも映像にもこだわりがあり、自分でやっているというプライドもあります。私が作り出す音楽や世界観が『ZOMBIE CHANG』。プロジェクト名のようなものです」 ──デビューのきっかけを教えてください。 「小さい頃から歌手になるのが夢でした。だから中学生の時から曲を作っていました。『ZOMBIE CHANG』のずっと前から個人的に音楽活動をしていて。そんなある日、私の好きなアーティストが所属している事務所から声をかけていただき、デビューすることができました」
Photos:Kenta Sawada
Interview & Text:Aya Tsuchii
Styling & Edit:Fumika Oi