松岡茉優著『ほんまつ』初のイベントを担当編集が最短距離からレポート! | Numero TOKYO
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松岡茉優著『ほんまつ』初のイベントを担当編集が最短距離からレポート!

松岡茉優さんのアニバーサリーブック『ほんまつ』初めてのイベントが、2023年11月19日に開催されました。読者のみなさまの温かい想いに包まれ、大熱狂のうちに終了。胸がいっぱいになった担当編集Kによる最短距離レポートをお届けします。

 
 	
ニット¥69,300/Shinyakozuka(ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001)
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タワーレコードでのオンライントークショー

第一弾のイベントは、タワーレコードでのオンライントークショー。事前にタワーレコードオンラインでオフィシャルグッズ付き書籍を先着購入した方にご参加いただきました。

イベントが始まる前から続々とコメントが寄せられ、熱気が高まったところでいよいよ配信スタート。

冒頭では松岡さん自らグッズを説明。マスキングテープの透け感、ブロマイドの衣装、印刷などの細部に渡るこだわりからウエットティッシュの蓋の使い方までを詳細に教えてくれました。

その後、くじにした参加者からの質問を引いて、回答してもらいました。その合間にリアルタイムで投稿されていくコメントにもどんどん答えてくれる松岡さん。テンポの良い質問&コメント捌きを目の当たりにして、今更ながらリスペクトが止まリませんでした。

また参加者からの「今日の髪型もセーターもかわいすぎです!」というコメントに対し「今日の髪型は20〜23,24歳くらいの頃によくしていたもので、お恥ずかしいんですが、私たちの間では“まゆどめ”と呼んでます。もし長く応援してくださっている方にご参加いただいてたら、あっと思ってもらえるかもしれない、と思って」とのこと。松岡さんの密かなこだわりに感激。

またこの日のヘアメイクは松岡さんを約10年前から担当し、書籍内でもすべての撮影でヘアメイクを手がけてくれた宮本愛さん。宮本さんとの歴史があるからこその思い出深い髪型でもあって、目頭が熱くなりました。

スカート¥30,240/Svnr(リディア 03-3797-3200) リング(右)¥63,800/Sararth(サラース カスタマーサポート customer@sararth.com)
スカート¥30,240/Svnr(リディア 03-3797-3200) リング(右)¥63,800/Sararth(サラース カスタマーサポート customer@sararth.com)

さらにこの日の衣装を用意してくれたのは、同じく10年ほど前から松岡さんのスタイリングを手がけている池田未来さん。書籍でも仲野太賀さんによる撮影企画とリリー・フランキーさんとの対談企画、オフィシャルグッズのブロマイドでも衣装を担当してくれました。池田さんの一癖あるキュートなスタイリングが秀逸で、オレンジのサテンスカートとの組み合わせもとっても可愛かったです!

最後には「(この本を)本屋さんでぱっと見つけてくださったのは、私とあなたの出会いかもしれないけど、それまでに本当にたくさんの方が携わってくれて、そこにあるものなので、改めて本って尊いな、と思いました」と、本の制作にあたり携わってくれたデザイナーさんから校閲さん、取次さんから書店様、弊社までスタッフの細かい仕事の一つ一つにも触れてくださり、私は思わず涙腺が崩壊……。そのお言葉、スタッフ全員に伝えますね。

誠品生活日本橋でのお名前入れ&サイン本販売会


タワーレコードでのイベントが終わると、誠品生活日本橋へ。今度は、サイン会というか、事前に用意したサイン本にお名前を入る会です。

一人ずつパーテーションの奥に入っていただき、松岡さんとご対面。限られた時間のなかで、それぞれが松岡さんへの想いを熱く語ってくださり、どれだけ読者の皆様が松岡さんのことを想っているのか、また松岡さんがいかにファンの皆様に幸せを届けてきたのかを全身で感じ、またも胸がいっぱいに。

松岡さんを好きになったきっかけのドラマや映画、バラエティ番組をみなさんが口々に語ってくださり、私も、この本を担当することになって改めて松岡さんの作品をたくさん見返しましたが、知らないタイトルもたくさんあって勉強不足を痛感。舞台や朗読劇から入ったという方もいて。それにしても20年のキャリアってすごい。

愛に包まれたイベントは熱狂のうちに終了! 

その後、11/23(木・祝)に東京の代官山 蔦屋書店でトークショーを、12/3(日)に大垣書店イオンモールKYOTO店でお名前入れ&サイン本販売会を実施。こちらにもたくさんの方にお越しいただき、大熱狂のうちに終了。みなさまがマナーを守って安全な運営にご協力くださったのも、また愛でした。本当にありがとうございました。

これからもより多くの方に『ほんまつ』をお届けできるよう頑張ります。

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※Amazon特典のステッカーは終了しました。

Photos:Kouki Hayashi Styling:Miku Ikeda Hair & Makeup:Ai Miyamoto Text:Mariko Kimbara

Profile

金原毬子Mariko Kimbara エディター。学生時代にファッション誌編集部でのインターンや雑誌制作を経験し、編集者を志す。2017年扶桑社に入社し営業職を経て、19年『Numéro TOKYO』編集部に異動。主に人物取材やカルチャー、ライフスタイルなどの特集、本誌の新連載「開けチャクラ! バービーのモヤモヤ相談室」などを担当。音楽、ラジオ、ポッドキャストが好きで片時もヘッドフォンが手放せない。

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