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Beauty Editor's Post

今月は安室奈美恵さんを大特集。

安室奈美恵、namieamuro
安室奈美恵、namieamuro

発売中のNumero TOKYO 9月号(7月27日発売)では、安室奈美恵さんを12ページに渡って大特集。表紙にもご登場いただいたSpecial Issueとなりました。

安室さんがNumero TOKYOに登場することが決定し、1冊を通してのメッセージを「女が憧れる女になる!」と迷わず決まりました。

いま思えば”アムラー”現象の起きた90年代、その時代のモテる女性像は巻き髪だったり、ピンクのアイシャドウやリップだったりした時代に、スターとして登場した安室さん。サラサラのロングヘア×ミニスカートからのぞかせた長い素足と厚底ブーツという彼女のスタイルに、私たち女性は「かっこいい♡」と胸をときめかせ、2000年代には安室さんが牽引するクールビューティ(ベージュのリップにスモーキーアイのメイクなど)が時代の顔となりました。安室さんの存在は、モテや愛され系などの男性目線から作られた女性像とは一線を画し、女性が素直に「こうなりたい!」と思うアイコンに。

「私自身、デビュー当時からカッコいい女性が好きで、可愛いよりもカッコいいと思われたかった」

「みんなから好かれたいのとは違っていて、当時追い求めていたのは、自分がカッコいいと納得できる自分であること」

と、安室さんはロングインタビューで語ってくださりました。

メイクやファッションは生き方やライフスタイルにも影響するものだと私は思うので、安室さんが自分自身で生み出した”安室像”は、私たち女性が”自立する”、”強くなる”、”カッコ良く生きる”というアティチュードを後押ししてくれていたのですね。

インタビュー中は言葉を選びながら、真摯に真剣に話してくださった姿がとても印象的です。時々、クスクスと笑いながらも面白談をサラリとお話ししてくださるカジュアルさ。

最後にアーティストとして生きて来た25年間を振り返り、スポットライトは恋しくなりますか?という質問を。

「ない、ですね。やりきりましたから」と笑顔で返答。

「たくさんの情熱を注いできたものではあるけれど、長い人生でいえば通過点。駆け抜けてきた分、これからの人生はわりと質感を大切にしながら生活をしていきたいなって。私の人生はずっと続いていきますから」と。

40歳を自らの転機に、また新たに自分らしく生きるという気持ちに私は胸が熱くなりました。この25年間は、安室さんにとって人生の通過点。いまというかけがえのない瞬間を奮励して、やり残した後悔がない潔い心でまた新しい自分へと向かい合う。

「安室さん、カッコいい♡」と最後まで、心がときめく撮影&インタビューでした。

12ページにわたる大特集、一人でも多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。

 

インタビューの一部はこちらからもご覧いただけます。

Profile

山崎尚子(Hisako Yamazaki)ビューティ・ディレクター、エディター。『婦人画報』『VOGUE JAPAN』を経てロンドンへ留学し、グラフィックデザインと写真を学ぶ。『Numero TOKYO』創刊メンバーとして参加。本誌では女優やモデルのビューティストーリーなど美容全般を手がけるほか、話題のスーパーキッズLaraの書籍やムーン・リーの占いも担当。ファッションを切り口にした企画が得意。企業マーケティング、ビューティアドバイザーとしても活動。ショッピングと旅は趣味を超えたライフワーク☆

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